執筆者:水口貴博

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

15

日差しが入るなら、部屋の中でも日焼け止めが必要。

日差しが入るなら、部屋の中でも日焼け止めが必要。 | 日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

道路の電柱や壁などには、カラフルなポスターを見かけることがあります。

張られた直後はカラフルですが、しばらく経つと、次第に色あせていきます。

なぜ、色あせるのでしょうか。

紫外線の影響です。

紫外線が当たると、色の分子が破壊され、鮮やかさが失われるのです。

色あせたポスターが紫外線の影響だと思うと、目に見えない光とはいえ、少し怖い気がしませんか。

「でも部屋の中なら日陰だから、日焼け止めを塗らなくても大丈夫ではないか」

たしかに部屋の中なら、直射日光は当たりません。

しかし、大丈夫だとは言い切れません。

あなたの部屋の中に、ポスターは貼っていますか。

もし貼っているなら、貼った当時と比べて、少し色あせていませんか。

多少なりとも色あせているなら、部屋の中でも、紫外線の影響を受けている証拠です。

窓ガラスから入ってきた日光が、部屋の地面や壁に反射しているのです。

部屋のレイアウトにもよりますが、窓ガラスのある部屋なら、紫外線も入り込んできていると思って間違いありません。

日光が入ってきているかぎり、日陰でも、紫外線が含まれています。

長期間になると、紫外線の影響を受けて、次第に色あせるのです。

だからとはいえ、部屋の中でもわざわざ日焼け止めを塗るのは、現実的に考えて、面倒です。

この場合、UVシートがおすすめです。

UVシートとは、紫外線をカットする透明のシートです。

UVシートを窓ガラスに張っておけば、紫外線をカットすることができるため、日焼け止めを塗る必要がなくなります。

見た目も透明ですから、部屋の雰囲気を壊すこともないのです。

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ対策(15)
  • 部屋の窓ガラスに、UVシートを張る。
日焼け止めに、時期が早すぎることはない。

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

  1. しみは、年を取れば勝手にできるものではない。
  2. 肌に問題がないなら、今こそ対策を始める、ベストタイミング。
  3. なぜ、日に当たり続けると、肌は黒くなるのか。
  4. 紫外線「UV-A」「UV-B」「UV-C」のそれぞれの特徴と違い。
  5. UV-AとUV-B。
    肌に、より悪い影響を及ぼすのはどちら?
  6. 日焼けには2種類ある。
    「サンタン」と「サンバーン」の違いとは。
  7. 日焼け止めは、SPFが20もあれば、十分に効果があると考えていい。
  8. 日焼け止めで見かける、SPFの数字の意味とは。
  9. 高いSPFの日焼け止めを塗っていても、塗り直しは必要。
  10. 日焼け止めを重ね塗りすれば、SPFの効果は足し算で計算できるの?
  11. どうしても塗る手間を減らしたければ、耐水性の日焼け止めを選ぶ。
  12. 状況に応じて使い分けたい、日焼け止めのSPFとPAの目安。
  13. SPFの数字は細かく表示されているのに、PAはなぜ3段階しか表示がないの?
  14. 塗っているのが日焼け止めだけでも、クレンジングは必要。
  15. 日差しが入るなら、部屋の中でも日焼け止めが必要。
  16. 日焼け止めに、時期が早すぎることはない。
  17. うっかり日焼けをしてしまいやすい5つのパターン。
  18. 日焼け防止をするなら、色に注意する。
    白い服より黒い服のほうが、紫外線を防ぎやすい。
  19. 日焼け止めを使っているほとんどの人が、実は塗り足りない状態である。
  20. なぜ、日焼け止めには「チタン」や「亜鉛」という金属が含まれているのか。
  21. 「ノンケミカル」の日焼け止めは、普通の日焼け止めとどう違うの?
  22. 日焼け止めを塗るのは面倒。
    こんなとき、しておけばいい対策は?
  23. 日焼け止めは、年中、必要。
  24. 朝や夕方にも紫外線対策が必要である、本当の理由。
  25. 赤ちゃんにも、日焼け止めは必要。
  26. 体の部分に応じた、上手な日焼け止めの落とし方。
  27. 生理中や妊娠中は、しみができやすい。
  28. 雨の日の傘は、黒を選べ!
  29. 男が日焼け止めをしても、まったく変ではない。
  30. 日焼け止めのコストパフォーマンスの悪さに悩んだときの工夫。

同じカテゴリーの作品

2:19

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION