私たちは普段、同じ行動ばかりをしています。
いつも同じ場所に行き、同じ生活の繰り返しをしています。
同じサイクルの繰り返しでは、同じ刺激や同じ出会いしかありません。
新しい出会いには、新しい行動が必要です。
しかし、自分から新しい挑戦をしようとしても、自分で考えているかぎり、自分らしい考えしか思い浮かばないものです。
浮かんだとしても、踏ん切りがつきません。
そういうとき、占い雑誌を読んでみましょう。
占いの内容を信じて、行動してみるのです。
占いの根拠はわかりません。
根拠はないのかもしれません。
しかし、うさんくさいと思っても、あえて信じてみるのです。
自分を変えるためにです。
たとえば、占いには「今日は、駅のホームを散歩してみよう」と書いてあったとします。
恋愛運のない人は、へりくつをこねます。
「根拠はあるのだろうか。なぜそんなことをするのだろうか。意味がわからない。疲れる」
だらだら考えていると、前に進みません。
きっと恋愛のときも「何の意味があるの。なぜそんなことをするの。疲れるよ」と、へりくつばかりを言っているのでしょう。
科学的根拠を求めたい気持ちは、わかります。
しかし、人との出会いは、非科学的です。
科学的根拠を求めるほうが、無理があります。
へりくつを言っていると、なかなか自分は変われません。
根拠は考えません。
せっかく明るく励まされたのですから、信じてみることです。
占いは、励ましと同じです。
自分が拒否反応を感じることもあるかもしれません。
青が好きな人が「今日のおしゃれは、紫がポイント」と書かれていても、気が進まないでしょう。
紫は苦手な色かもしれない。
しかし、信じてみるのです。
拒否反応を示しているのは、いい傾向です。
拒否反応を示しているほど、普段の自分らしくないということです。
決まりきったサイクルから抜け出せる証拠です。
普段は青い服ばかり着ていた人が、紫の服を着ると雰囲気が変わります。
洋服は、態度や発言にも影響を与えます。
普段は接しない人たちから話しかけられるかもしれません。
自分の行動パターンを逸脱していくのです。
すると、新しい出会いができるのです。