好きな人との電話を切る直前、思います。
「少しでも長く話し続けたい」
電話を切りたがる相手を引き止め、少しでも長く話を続けようとします。
好きな人と会って、別れる直前、思います。
「少しでも長く一緒に居続けたい」
そう思って、帰りたがる相手を引き止め、少しでも長くデートを続けようとします。
好きである気持ちが強いのはいいですが、起こりやすい失敗があります。
できるだけ長く一緒にいようとすると、いつの間にか相手に煩わしいと思われます。
その結果、好かれるどころか、嫌われてしまうのです。
好きである気持ちは大切ですが、束縛になってはいけません。
「積極的なアプローチをしているのに、なぜか逆に嫌われてしまう」
そういう人は、アプローチがしつこくなっていないか、自分を振り返ってみましょう。
恋愛は「少し物足りない状況」が一番です。
「もう少し話したいな」と思っているうちに、電話を切りましょう。
会話が盛り上がっているところで電話を切るのです。
そのほうが「また電話をしたい」という気にさせます。
「もう少し一緒にいたいな」と思っているうちに、別れを告げましょう。
お互いが熱くなっているうちに別れを告げるのです。
そのほうが「また電話をしたい」という気にさせます。
満足する手前で終えるのが、ポイントです。
「もう少し」という余韻を残すと「また話がしたい。また会いたい」という気持ちが強くなります。
お互いを求め合う気持ちが持続しやすくなり、恋愛がうまくいくのです。