男女が2人で食事に行くのは、デートだと思いますか。
これは感じ方の違いです。
「男女が一緒に食事をする」
一言で言っても、幅が広いのです。
友人との付き合いのつもりだと思えば、友人との付き合いになります。
デートのつもりだと思えば、デートになります。
気持ちの問題です。
まだ知り合って間もない関係なら、当然、友人感覚で食事に行きます。
男女が2人で、単なる友人関係として食事に行くと思えば、単なる食事です。
「おなかがすいたね。もっと話をしたいし、食事に行こうよ」
軽い感じです。
いやらしい雰囲気もありません。
「別に友人として、一緒に食事をしているだけだよね」と思えば、そうです。
しかし、食事は何度も回数を重ねると、不思議な力があります。
一緒に食事をする経験が多くなればなるほど、相手と仲良くなれる効果があります。
同じ時間に食事を共にすることで、相手に親近感を抱くのです。
会話の内容や人柄にもよりますが、異性なら、次第に恋愛になるのです。
すると、どうでしょう。
最初は、単なる付き合いのつもりだった食事が、デートになるのです。
相手と付き合っていると思えば、食事も、デートになります。
感覚の問題であり、捉え方の違いです。
そのように本人が思えるほど親しくなれば、食事とはいえ、デートにもなります。
食事を共にするのは、男女が親しくなる第一歩です。
食事は、迷路です。
入り口に入るときは友人関係。
食事という迷路をぐるぐると巡り回っているうちに、親しさが深まります。
出口から出てきたときには、恋人になっているのです。