執筆者:水口貴博

魅力的なプレゼンをする30のコツ

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「後で資料を見ておいてください」という言い方はやめる。

「後で資料を見ておいてください」という言い方はやめる。 | 魅力的なプレゼンをする30のコツ

「後で資料を見ておいてください」

ときどきプレゼンの途中で、省略した言い方をする人がいます。

資料に細かい説明を載せすぎて、説明する時間がない場合によく見られます。

説明する時間がなくて、ざっと流したくなる気持ちはわかります。

しかし、こういう言い方をされると、聞き手としてはため息をついてしまいます。

中途半端な印象を受け、何か損をしたような気持ちにさせます。

「後で資料を見ておいてください」という説明のあったプレゼンで、感動することはありません。

発表を省略すれば、感動も何もないのです。

便利な一言ですが、使用は極力避けるようにしましょう。

では「後で資料を見ておいてください」と言いそうな箇所については、どうすればいいのか。

そもそもそういう箇所がないよう、あらかじめ資料からなくすのです。

本番前の資料チェックの際、説明する時間が不足しそうな部分は、最初から削ってかまいません。

中途半端な説明をして聞き手を不快な気持ちにさせるくらいなら、思い切って削ったほうがましです。

もし、契約などの関係で資料に載せなければいけないなら、完全に別紙にまとめるようにしましょう。

別紙として一塊にしたほうが、資料全体としてのまとまりがよくなります。

魅力的なプレゼンをするコツ(28)
  • 「詳しくは資料を見てください」と言いそうな部分は、あらかじめ削っておく。
プレゼンで本物を見せると、聞き手は身を乗り出す。

魅力的なプレゼンをする30のコツ

  1. ポインターを使っているだけで、賢く見える。
  2. プレゼンは、企画書提出の段階で、勝負の半分が決まっている。
  3. SDS法とPREP法は、プレゼンでは欠かせない基本構成。
  4. プレゼンにテーマを作り、冒頭で発表する。
  5. 誰もが振り向くキーワードを、さりげなく含める。
  6. 上級者は、原稿なしでプレゼンを始める。
  7. 聞き手が眠くなるのは、問いかけないからだ!
  8. 要点は、もっと、短くできる!
  9. プレゼンの最中で思わぬアクシデントが発生。
    さあ、どうするか。
  10. 相手のことを知らなければ、魅力的なプレゼンはできない。
  11. プレゼンでの説明は、文語体と口語体のどちらがいいのか。
  12. プレゼンで必要な機器は、可能なかぎり、自分で準備する。
  13. メラビアンの法則から学ぶ、プレゼンで大切な3つのポイント。
  14. 開催時間を調整できるなら、ぜひ午前中に。
  15. 資料作成に力を入れても、目的になってはいけない。
  16. なぜ、わざわざプレゼンを開くのか。
  17. よいプレゼンのために、質の高いプレゼンをたくさん受講する。
  18. 時代に合った、プレゼンの手本の見つけ方。
  19. プレゼンが終わった後で、気を抜かない。
  20. プレゼンで最も力を入れるべきは、最初の10分。
  21. 重要な情報を最初に言うと、聞き手の集中力が持続しやすくなる。
  22. 休憩を挟むと、聞き手の集中力は回復する。
  23. プレゼンと電話対応には、深いつながりがある。
  24. 聞き手を参加させるプレゼンは、飽きさせない。
  25. 万が一に備え、データは2つに分けて持っていく。
  26. プレゼンの開始時間は、すでに発表の信頼に関わっている。
  27. プレゼンで、不幸にちなんだ体験談を混ぜよ。
  28. 「後で資料を見ておいてください」という言い方はやめる。
  29. プレゼンで本物を見せると、聞き手は身を乗り出す。
  30. 聞き手と目を合わせて話すことができれば、きっといいプレゼンができるに違いない。

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