執筆者:水口貴博

ワインの30の基本知識

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ワインは、作り手のこだわりや情熱が伝わりやすい飲み物。

ワインは、作り手のこだわりや情熱が伝わりやすい飲み物。 | ワインの30の基本知識

絵は、見ることで感動を味わいます。

音楽は、聞くことで感動を味わいます。

ワインは、飲むことで感動を味わいます。

何に感動するのかというと、作り手のこだわりです。

私は「ワインは芸術作品だな」と思います。

絵画にせよ、音楽にせよ、芸術作品というのは、こだわればこだわるほど時間も手間もお金もかかります。

ワインを作る際、どのようなブドウから、どのような製法で作るのかは、作り手の判断に委ねられます。

おいしいワインに出合ったとき、作り手のこだわりが感じられます。

偶然できたおいしいワインではありません。

努力が積み重なってようやくできた、おいしさです。

ワインも、芸術の領域です。

ワインほど、作り手の熱意が伝わりやすい飲み物はありません。

汗と涙の結晶。

ワインを飲んでいると、作り手のこだわりをそのまま味わっているような感覚になります。

ワインそのものの味もありますが、そういう味を出すようにした作り手の熱意が伝わってくるような気がします。

そのとき、ふとワインのラベルに目をやると、生産者の名前が書いてあることがあります。

見たことも話したこともない人ですが、ひしひし伝わってくるこだわりや熱意に、感服してしまうのです。

ワインの基本知識(7)
  • ワインの作り手のこだわりや情熱に、感服する。
酔うためにワインを飲むと、失敗する。
ワインは味わうために飲む飲み物だ。

ワインの30の基本知識

  1. 色で分ける、3つのワインの特徴と違い。
    白、赤、ロゼ。
  2. 製法で分ける、4つのワインの特徴と違い。
    スティル、スパークリング、フォーティファイド、フレーバード。
  3. ワインの名前の起源がわかれば、一番アピールしたいポイントがわかる。
  4. なぜ、ワインはたくさん種類があるのか。
  5. ハウスワインは、レストランの実力が反映されている。
  6. 急いでワインを冷やしたいときの3つの方法。
  7. ワインは、作り手のこだわりや情熱が伝わりやすい飲み物。
  8. 酔うためにワインを飲むと、失敗する。
    ワインは味わうために飲む飲み物だ。
  9. ワインは、高価どころか、むしろ安い?
  10. プロに見える、スパークリング・ワインの上手な注ぎ方。
  11. ワインをおいしく飲むためのグラスの注ぎ方。
  12. なぜ、白ワイン用グラスより、赤ワイン用グラスのほうが大きいのか。
  13. ワインを保管するときに気をつけたい3つのタブー。
  14. ワインの「当たり年」「外れ年」の意味とは。
  15. シャンパンは、音を立てずに開けるのがエレガント。
  16. デザートワインの代表「貴腐ワイン」とは。
  17. ロゼの辛口スパークリング・ワインは、どんな料理にも合う万能ワイン。
  18. よいワインショップに見られる5つの特徴。
  19. ワインのコルク上部にあるカビは、品質劣化品と誤解されやすい。
  20. たくさんの種類のワインは、それだけ楽しみが存在するという証し。
  21. ブルゴーニュとボルドーの飲み比べは、ワイン入門コースにうってつけ。
  22. 高級なワインや持ち込みワインは、少し残して帰ると、ソムリエに喜ばれる。
  23. 11月の第3木曜日は、ボージョレ・ヌーボーの解禁日。
  24. ワインに含まれる酸化防止剤には、意外な効用がある。
  25. フランス産のワインでよく目にする「AOC」とはどういう意味なのか。
  26. 高価な高級ワインを、簡単に飲む方法。
  27. ワインの堅苦しい持ち方は、自分がおいしくいただくためのマナー。
  28. ワイナリーの見学ツアーに参加すると、ワインへの意識が向上する。
  29. プロに匹敵する、ワインのコルクの上手な開け方。
  30. フランスの「セカンドワイン」の意味とは。

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