執筆者:水口貴博

健康のためになる30の散歩術

15

ウォーキングの初心者は、坂道や不安定な道は避けておきたい。

ウォーキングの初心者は、坂道や不安定な道は避けておきたい。 | 健康のためになる30の散歩術

基本的に散歩は、どこでもOKです。

気の向くままに歩けるのが散歩のいいところです。

しかし、年を取ってくると足腰が弱ってきます。

そこでウォーキングの初心者なら、避けておきたい3つのポイントがあります。

  1. 坂道

やはり歩き慣れていないなら、いきなり坂道は厳しいでしょう。

基本的な筋力や体力が小さいなら、すぐ歩き疲れてしまい、散歩どころではなくなります。

また「行きに坂道を上がる」ということは「帰りは坂道を下る」ということになるはずです。

意外に知られていませんが、下りの道も、足に負担がかかります。

坂道は、行きも帰りも足に大きな負担をかけてしまうため、初心者がいきなり挑戦するのは不向きです。

  1. 不安定な道

不安定な道と抽象的に表現しましたが、具体的な例はたくさんあります。

たとえば「雨が降った後の道」「砂利道」「砂場」などです。

雨が降った後は、地面がれているため、滑りやすくなっています。

砂利道は、小さな石が敷かれている道のことを言いますが、石につまずきやすい。

砂場は、一見問題ないように思えますが、足元に力が入り、疲れやすいです。

地面がぐらぐらして不安定な場所は、日常に点在しますから、気をつけて歩くようにしましょう。

ある程度、歩き慣れて足腰が丈夫になってから、坂道や不安定な道に挑戦するのをおすすめします。

健康のためになる散歩術(15)
  • 歩き慣れていない初心者は「坂道」や「不安定な道」を避けるようにする。
きれいな姿勢で歩く、3つのチェックポイント。

健康のためになる30の散歩術

  1. なぜ、老いるときには、あっという間に老いるのか。
  2. ウォーキング初心者は「歩数単位」より「時間単位」で始めるほうがうまくいく。
  3. 「たった3分だけ歩こう」そう思うほうが始めやすい。
  4. 歩数計は、歩数を測るだけの道具ではない。
    やる気を発生させる効果もある。
  5. 高機能な歩数計は、よきアドバイザー役になる。
  6. スポーツにかけるお金は、健康への投資であり、医療費の節約と考える。
  7. 外を歩くだけで、自然と免疫力が上がる。
  8. 人生を決める分岐点は、学生時代だけではない。
    社会人になってからもある。
  9. 自分の平熱は把握しているのに、1日の歩数を把握していない人は、多い。
  10. 睡眠時間はためられないが、歩いた歩数ならためることができる。
  11. ウォーキングの目標は「1日単位」より「1週間単位」のほうがうまくいく。
  12. 健康で大切なのは「1日に歩いた歩数」より「歩き続けた日数」。
  13. 健康を意識するなら、最低でも1日5,000歩は歩くべきだ。
  14. なぜ、足は第2の心臓と呼ばれるのか。
  15. ウォーキングの初心者は、坂道や不安定な道は避けておきたい。
  16. きれいな姿勢で歩く、3つのチェックポイント。
  17. 大型デパートは、楽しみながら歩ける散歩コースの穴場。
  18. 歩く習慣は、老若男女が死ぬまで一生楽しめるスポーツだ。
  19. 大きな目印があると、歩きやすくなる。
  20. 年を取るにつれて、運動量は増やさなければいけない。
  21. ウォーキングが大変だと思っている本当の正体。
  22. 水中ウォーキングには、陸の上ではできないメリットがある。
  23. 気分転換には、コーヒーより散歩のほうが効果的。
  24. 空腹状態でのウォーキングは控える。
    特に朝は要注意。
  25. なぜ、食事をした直後の運動は、おなかが痛くなるのか。
  26. 「激しい運動かどうか」の基準は「走る運動かどうか」でわかれる。
  27. 自動販売機やコンビニを利用すれば、ペットボトルを持ち歩く手間から解放される。
  28. 歩きながらの計算で、右脳だけでなく左脳も鍛える。
  29. ただ歩くだけで、多くの筋肉を同時に鍛えることができる。
  30. なぜ山登りを始めると、足が止まらなくなるのか。

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