猫をしつけるときには、叩いたり大声を出したりしないで、いけないことだとわからせるのがポイントです。
これが最も頭を悩ませるポイントです。
では、どうすれば、それを伝えることができるのでしょうか。
叩いたり大声を出さないでうまく伝えられる別の手段を考えればいい。
たとえば、こんな方法はどうでしょう。
猫がいたずらをしているとき、飼い主は姿が見られないように身を隠しながら、床を手で叩きます。
猫は、雷でも落ちたのかと驚くことでしょう。
本当は、飼い主がこっそりやっていることですが、気づかれないようにすればいい。
それを繰り返しているうちに「これをしていれば嫌なことが起こる」ということを学習してしなくなります。
いわゆる「天罰方式」です。
そのほかのアイデアとしては、柑橘系の果物を使った方法です。
猫がテーブルの上に乗ってほしくないときがあると思います。
そういうときはテーブルの上に、食べ終わった後のミカンの皮を置いておきましょう。
ミカンのにおいが猫は苦手です。
そのにおいを嫌がってテーブルの上に乗らなくなるでしょう。
叩かず驚かさず、飼い主がやったとは気づかれないようにするために、工夫を凝らすのです。