同棲では、相手がミスをすることがあります。
料理の味付けを間違えた。
洗濯物の一部を洗い忘れた。
掃除ができていない箇所があった。
注文していた買い物に不足があった。
うっかりごみ出しを忘れた。
そんなとき「もっときちんとしてほしい!」と思って、いらいらするでしょう。
家事にミスが発生すると、相手を叱りたくなるかもしれません。
特に簡単な家事でミスがあると「こんなこともできないの」という思いになり、もやもやした気持ちになることも多いはず。
もちろん悪意があったり限度を超えたりするなら別ですが、たまになら誰にでもあること。
完全にミスをなくしたいですが、実際は難しい。
心を大きくして、相手のミスを許しましょう。
「仕方ない」「そういうこともあるよ」「気にしないで」という一言だけでいい。
優しい一言をかけると、相手もほっとして安心できます。
人間ですから、ミスをすることもあります。
相手のミスを許せば、相手も自分もストレスが減って楽になります。
許すだけでなく、元気づければ、ますます喜ばれるでしょう。
そして、自分のミスも許しましょう。
相手だけでなく、自分もうっかりミスをすることがあります。
「失敗してしまった。自分は情けないな。人間失格だ」と責めすぎないことです。
自分を責めすぎると、落ち込んだり自信をなくしたりします。
ミスをするのはお互いさま。
お互いのミスを許し合えば、同棲は楽になります。
同棲では多くのルールがあります。
ある程度のミスを許容するようにすれば、ルールは多くても、運用が楽になります。
ミスをするのは、人間である証拠。
むしろミスがあってこそ正常です。
お互い、人間らしい魅力に満ちあふれているのです。