執筆者:水口貴博

受験時代に経験しておきたい30の気づき

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受験勉強は、モグラ叩きゲームである。

受験勉強は、モグラ叩きゲームである。 | 受験時代に経験しておきたい30の気づき

「受験勉強」という言葉には、なぜか暗い印象があります。

毎日、明けても暮れても勉強ばかり。

机の前では、いつも教科書とにらめっこ。

受験勉強という言葉を使うから、より難しく聞こえます。

少し言い方を変えましょう。

「モグラ叩きゲーム」です。

「受験勉強をしています」という言葉を「モグラ叩きゲームの練習をしています」と言ってみましょう。

すると、ほら、少し肩の力が抜けませんか。

受験勉強とは、モグラ叩きゲームと同じです。

モグラ叩きゲームは、あらかじめ地面に穴が開いていて、モグラが飛び出てくる場所がわかっています。

わからないのはタイミングだけです。

しかし、モグラが出てくる場所はあらかじめわかっています。

穴から出てきたモグラをすぐ叩く準備さえできていれば、タイミングにかかわらず、高得点を獲得できます。

少々モグラの動きが速くなっても、練習を重ねればうまく叩けるようになり、安定したスコアが出せるようになります。

受験も同じです。

あらかじめ範囲が決められて、出題される部分がわかっています。

わからないのは、どんな問題が出るかだけです。

しかし、一定の出題範囲から出題される部分も限られていますから、回答できる力をつけていれば、怖くもなんともない。

少々、問題の難易度は変わりますが、応用力がついていれば回答することができるようになります。

ほら!

まったくもって、モグラ叩きゲームではないですか。

受験勉強と考えるから、暗い印象があります。

明るく楽しいモグラ叩きゲームだと考えましょう。

朝起きて「さあ、モグラ叩きの練習をしよう」と思えばいいのです。

受験時代に経験しておきたい気づき(9)
  • 受験とは、モグラ叩きゲームなのだと気づく。
協力者は、現れるものではなく、変わるもの。

受験時代に経験しておきたい30の気づき

  1. 受験勉強を通して、ボキャブラリーをたっぷり増やす。
  2. 髪型の意外な大切さに、気づく。
  3. 「徹夜型の勉強」の限界に、ようやく気づく。
  4. 筋力には限界はあっても、脳力には限界がない。
  5. 成長曲線は、きれいな右肩を描くとは限らない。
  6. 勉強が大変だと思ったら、勘違い。
    勉強ほど、贅沢なことはない。
  7. 本に折り目をつけるのも、勉強の1つ。
  8. おしゃれの余裕のなさは、大逆転の前触れ。
  9. 受験勉強は、モグラ叩きゲームである。
  10. 協力者は、現れるものではなく、変わるもの。
  11. いくら得意科目とはいえ、完璧を求めつつ、完璧を目指さない。
  12. 勉強に才能は関係ない。
    やるか、やらないかの差。
  13. 参考書を買っただけで満足しない。
    買った後こそ重要。
  14. 最初から立派な参考書があるのではない。
    立派な参考書へと仕上げていくものなのだ。
  15. 目を背けたくなる部分こそ、直視しなければいけない部分。
  16. いらいらしてもいい。
    大切なのは、どこに向けて吐き出すか。
  17. 勉強道具を統一すると、勉強効率が向上する。
  18. 「わかる」と「覚える」は、意味が全然違うことに気づく。
  19. 勉強は「小→中→大」ではなく「大→中→小」で進める。
  20. 受験期は、自分らしい勉強法に気づく時期。
  21. どんなに間違っても、命まで取られるわけではない。
  22. 大好きな部活なら、勉強のために無理にやめる必要はない。
    むしろやめないほうがいい。
  23. 勉強以外のもう1つの課題。
    「いかにストレスを吐き出すか」
  24. 他の受験生より有利になるのは、睡眠時間を削ったときではなく、増やしたとき。
  25. 言い訳をする人は成長できない。
    言い訳をやめないかぎり、成績は絶対に向上しない。
  26. 勉強が苦手な人の部屋、3つの共通点。
  27. 勉強ができる人の部屋、3つの共通点。
  28. 10代は、みな革命家。
    理想は高く持て!
  29. 寝る直前に考えていたことは、夢に出てきやすくなる。
  30. どんなに他人の助けがあっても、最後に勉強するのは自分。

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