学生時代、授業中に先生が生徒たちに、嫌でも覚えられる方法を教えてくれたことがあります。
別に大した方法ではありませんが、シンプルながら強力な方法だったので、ぜひご紹介します。
「10回音読して、10回書けば、どんなことでも嫌でも覚える」という方法でした。
生徒たちは笑っていましたが、シンプルながら、強力な方法です。
人間の頭脳は、1回読んだだけで覚えられるほど、完璧ではありません。
しかし、なぜか1回で覚えられなければ才能がないと思い込んで、諦める人が多いです。
覚えられないときには、10回音読して、10回書いてください。
シンプルです。
しかし、強力です。
大切そうな部分は、10回音読して、10回書いてみましょう。
音読しながら書いてもいいです。
音読と書く作業を別々に分けてもかまいません。
10回で足りなければ、20回でも30回でも増やしましょう。
五感を総動員している上、何度も繰り返しているため、どんなことでも嫌でも覚えます。
大切なことは、繰り返すことです。
漢字を覚えたいときには、10回音読して、10回書いてください。
歴史の年号を覚えられなくても、10回音読して、10回書いてください。
深く印象に残り、覚えられるようになります。
何度も繰り返し音読したり書いたりすれば、難しいことも覚えられます。
短い時間ながら、集中的に覚えられる方法なのです。