受験勉強のような長丁場の勉強では、計画は2種類必要です。
勉強が苦手な人は、短期の計画しか立てていません。
行き当たりばったりで勉強を始め、範囲や進め方などを曖昧にしています。
もちろん範囲が狭い場合はそれでもいいでしょう。
しかし、受験のように長丁場で広範囲となると、そう単純にはいきません。
まず試験日から逆算して、試験日に最高の結果を発揮できるように、計画を調整する必要があります。
試験日までに合格点を取れるように、大まかに計画を立てます。
これが長期の計画です。
たとえば、高校の3年間のうち、最初の2年で試験範囲を終わらせ、残りの1年を復習の時間に充てる、という長期計画を立てます。
これは有名国立大学に合格する人によく見られる計画パターンです。
範囲はできるだけ早く終わらせて、残りの1年を復習にたっぷり時間をかけて、志望校に焦点を合わせていくという賢い方法です。
続いて、その大まかな計画がきちんと進められるように、小さな目標を立てていきます。
最初の2年で試験範囲をすべて理解するためには、ハイスピードで勉強を進めていかなければなりません。
それが実現できるように、最初の2年間を小さく区切って、勉強の範囲・時間などを割り当てていきます。
そういう長期と短期の計画を用意しましょう。