「こんなにたくさん失敗してしまった!」
いくつもの失敗を重ねてしまったときには、いつも以上にひどく叱られることを予感します。
1つの失敗なら、まだわかります。
しかし、失敗をいくつも重ねてしまったときには、なおさら気が重いです。
こんなときに、プレッシャーを小さくするいい方法があります。
失敗の報告を、一度にまとめられないかと考えましょう。
もちろん緊急を要する内容はすぐ報告が必要です。
しかし、いつでも報告できる失敗は、一度にまとめたほうがプレッシャーも小さくなります。
叱られるのは1回で済むからです。
2つの失敗を2回に分けて叱られるより、1回のほうが小さいです。
たとえば、AとBという2つの失敗をしたとします。
「Aの失敗をしました」
「Bの失敗をしました」
報告を2回に分ければ、2回叱られます。
当然、プレッシャーも大きくなります。
そこで、次のような流れのある報告をしてみましょう。
「Aの失敗が原因で、Bの失敗につながってしまいました」
すると不思議ですね。
2つの失敗が1つに聞こえます。
このようにすれば、2つの失敗を一度にまとめて報告ができます。
あまり大きな声では言えませんが、プレッシャーを小さくする手段としては、大事な場面で有効なのです。