執筆者:水口貴博

プレッシャーに強くなる30の方法

15

覇気を出すためには、声を出せばいい。

覇気を出すためには、声を出せばいい。 | プレッシャーに強くなる30の方法

「ハッ!」

「ヤー!」

「エイヤ!」

スポーツの選手が試合中に、掛け声を出しているシーンです。

大事な場面で実力を発揮する場面では、大きな掛け声を出して気合を入れています。

声を出せば覇気が出ます。

スポーツの世界では、掛け声ほど重要なことはありません。

声が出ていないと力も出ないからです。

サッカーの監督が「声が出ていないぞ」と、選手に大声で注意を促すことがあります。

声を出さないと、パワーが発揮できないと言いたいのです。

バレーボールでも柔道でも、声が出ている側が勝ってしまいます。

声を出すということは、パワーを発揮するために大切です。

「でも自分はスポーツ選手じゃないから、この話は当てはまらないのではないか」

いえいえ、とんでもない。

スポーツ選手ではなくても、掛け声は重要です。

たとえ、学生でも社会人でも、口に出すべき声があります。

「よし!」という掛け声です。

これからテスト本番に望むと言うときに「よし! やるぞ!」と声を出すと、気持ちが前向きになります。

確実に気持ちを引き締める効果があります。

大きな仕事に着手するとき「よし! 頑張るぞ!」と声に出すと、なぜかやる気が出てきます。

あなたに1つお願いがあります。

試しに今「よし! やるぞ!」と声に出してみましょう。

いかがでしょうか。

ほんのわずかではありますが、気力がみなぎるのが実感できたはずです。

心の変化が感じられたことでしょう。

たったこれだけのことで、これほどの効果があります。

声を出すのは面倒という人は、せっかくの効果をどぶに捨てているようなものです。

時間もお金もかかりませんから、声を出して覇気を出すというのは、やらないと損なのです。

プレッシャーに強くなる方法(15)
  • 声を出して、覇気も出す。
自分のほうが弱いとわかっていても、あえて強気で臨むこと。

プレッシャーに強くなる30の方法

  1. プレッシャーは、苦しむものではなく、生かすもの。
  2. プレッシャーがあるから強くなれる。
  3. プレッシャーに強い人は、失敗を前向きに捉えている。
  4. プレッシャーは、あなたへの教育が完了すれば、自然と消えてなくなる。
  5. タイムプレッシャーを活用すれば、本来以上の自分を発揮できる。
  6. 意気込んでも、意気込みすぎない。
  7. 世の中のほとんどは、失敗しても問題がないことばかり。
  8. 「失敗しない」と考えるより「成功させる」と考える。
  9. 失敗したときのことは、そのときになって考えるのがちょうどいい。
  10. 目をつぶって深呼吸し、乱れた精神を整える。
  11. 時間がないときこそ、好きな人とデートする絶好のタイミング。
  12. 全力を尽くせば、最大を発揮できるだけでなく、気持ちの整理もしやすくなる。
  13. 家族の写真からパワーをもらう。
  14. スランプを乗り越えるには、練習しかない。
  15. 覇気を出すためには、声を出せばいい。
  16. 自分のほうが弱いとわかっていても、あえて強気で臨むこと。
  17. 腰を曲げていると、気の巡りが悪くなる。
  18. 他人からの期待は、感謝しつつも気にしすぎない。
  19. 「恥をかかないように」と心がけている人ほど、恥をかく。
  20. 負けて当然の試合で勝つのが、一番の快感である。
  21. 好きなことをやっていると、疲れるどころか元気になる。
  22. 疲れを感じるのは、やりたいことができないとき。
  23. 達成感は、疲れを吹き飛ばす。
  24. 嬉しい期待や応援も、かえってストレスになることもある。
  25. 失敗の原因と改善さえ学べれば、失敗は忘れたほうがいい。
  26. いくつかの失敗報告は、一度にまとめてしまえばいい。
  27. プレッシャーを感じても、力を入れないほうがいい。
  28. 死に直面する出来事以外は、しょせんどれも小さなこと。
  29. どんなに頭のいい人でも、焦っているときは頭の働きが鈍くなっている。
  30. プレッシャーの真の意味とは「教育」である。

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