テレビのコマーシャルが流れ始めると、何をしていますか。
コマーシャルが始まると、急いでトイレに向かっている人。
ほかに面白い番組がないか、チャンネルを変える人。
冷蔵庫から飲み物を取り出している人。
長い番組の途中で挟まれるコマーシャルの時間を、休憩時間に充てている人が多いことでしょう。
たしかに商品やサービスの紹介ですから、見ないようにしている人も多いことでしょう。
しかし、コマーシャルを「最新情報を収集する時間」として考えれば、面白く見られます。
コマーシャルで流れるものは、新商品や新サービスが大半です。
情報収集の時間として考えれば「最新」を知ることができる機会になります。
自分からわざわざデパートに足を運ばなくても、自宅で最新の商品やサービスを知ることができます。
テレビ・インターネット・ラジオなどで紹介された商品は、全国的に幅広く展開され、販売にも力を入れているものがほとんどです。
今後、私たちにとって当たり前の存在になる可能性も、十分に考えられます。
また、コマーシャルは、人の目を釘付けにするための工夫を凝らしている作品です。
映し方・音楽・場面の移り変わり方・人の言葉など、プロの技術を無料で見られる瞬間でもあります。
ほんの数十秒という限られた時間で、さまざまな情報を盛り込んでいるので、そういうテクニックは見習う必要があります。
つまらないと思われるコマーシャルからは「最新情報」のみならず「最新技術」まで知ることができる時間なのです。