いつの時代でもそうですが、健全な精神を保つことは、最も重要な課題です。
落ち着いた性格で、穏やかな人格になり、知性・品性を兼ね備えた人物のことです。
健全な精神になれば、トラブルがあっても落ち着いて対処でき、人間関係の悩みも解決できます。
人間関係とは心の問題であり、心の問題は精神面のコントロールにかかっています。
精神のコントロールとは、車の運転と同じです。
運転を知らない人間が公道を走れば、交通ルール・ハンドルの握り方・カーブの曲がり方を知らないため、すぐ事故を起こします。
精神も同じように、この世のルール、コントロール方法を知らないと、すぐ事故を起こします。
いらいらしたり、人と喧嘩をしたりして、すぐぶつかります。
車の運転と同じように、まずルールやコントロールを学び、うまく運転できるように、何度も練習する必要があります。
それが、健全な精神を保つ心の習慣です。
私たちは「車の運転免許」も必要ですが「精神の運転免許」のほうがはるかに重要であり、必要な免許証です。
一度でうまくいかせようと思わないことです。
車の運転の練習をせずに、最初から車の運転ができる人などいないように、精神も最初からうまくコントロールできる人はいません。
私たちは、誰でも初めは精神のコントロールがうまくありません。
子どもは、すぐ泣いたり、怒ったり、喧嘩をしたりします。
それは精神のコントロールを知らないからです。
人生を通してルールを学び、何度も精神のコントロールの練習をすることで、次第に穏やかな性格になります。
大人として、落ち着いた性格や人格になるのです。
まず、ルールを知り、コントロールの練習から始めましょう。