小学生や中学生のころは、白い靴下をよくはいていました。
その名残が残っているのか、仕事中にも白い靴下を履いている人がいるのです。
また靴下まで気が回っていないのか、茶色や黄色の靴下を履いている人も見かけます。
「ビジネスでは、靴下は黒」というのが常識です。
就職活動の本を一度読んだことがあれば、これは注意事項として必ず書かれています。
きちんと就職活動をしたことがある人ほど、このタイミングで靴下の常識を学ぶはずです。
なぜ黒が勧められているのかというと、色が大きく関係しています。
ビジネスで身につけるズボンやスーツは、黒系が多いものです。
上下が黒く揃って整っているというのに、靴下が白だと、どうなるか想像しましょう。
目立ってかっこが悪いからです。
実際にビジネスの場でも、白い靴下を履いている人がときどきいるのですが、目立ちます。
見ているこっちが恥ずかしくなります。
スーツが紺色なら、靴下も紺のほうが目立ちません。
上下がグレーのスーツなら、グレーの靴下でもいいでしょう。
しかし、上下が白というのはビジネスではあり得ません。
ですから、白の靴下はあり得ないのです。
明るい色になると、目立ち、遊び心がうかがえます。
ビジネスの場では、黒い靴下を履くようにしましょう。