計画を立てるときには、今の時間を起点にして考えるより、残り時間で考えるほうがうまくいきます。
残り時間で考えるほうが具体的になるからです。
「残り90日」という日数にして考えるほうが、計画も分けて考えやすくなります。
試験日がわかっていれば、残り時間を考え、勉強しなければならないことを整理するほうがうまくいきます。
「残り時間」のあるゲームは、一生懸命になりますよね。
その心理と同じです。
「あとこれだけしかない!」と思えると、適度な緊張感が生まれます。
ぐっと気合が入って、モチベーションもアップします。
失敗する人は、常に今の時間から計画を立てて、失敗します。
今の時間を起点にして考えると、時間がたくさんあるような錯覚を起こすのです。
時間がたくさんあるように思えると、見積もりが甘くなります。
「まあ、まだ時間あるし」と思ってしまうのは、今を起点にしていれば当然のことです。
計画倒れになって失敗するというパターンです。
だからこそ、緊迫感のある「残り時間」で考えるほうが真剣になれるのです。