食事中、お手洗いに行きたくなるときがあります。
食事中にお手洗いの立つのは、基本的にいいことではありません。
せっかくのおいしい食事の味や雰囲気を損ねてしまうためです。
レストランでは食事の味だけでなく、香りにも気を配っています。
おいしい食事は、味だけでなく、香りも素晴らしいものです。
一度、お手洗いへ行くと、悪臭が邪魔をして、味が損なわれてしまいやすいのです。
もし友人と同席なら、会話の流れを妨げる可能性もあるでしょう。
せっかく会話が盛り上がったところで席を外されると、雰囲気が崩れてしまいやすくなります。
したがって、できるだけお手洗いは控えるようにするのが、基本的なマナーです。
しかし、そうは言っても、お手洗いに向かいたいときがあるでしょう。
食事中、膝の上に置いているナプキンですが、お手洗いなどで中座をする際、どうすればいいのでしょうか。
椅子の上にナプキンを置くのが正解です。
ナプキンの中央を持って、三角の状態にして、椅子の上に置きます。
「まだ食事中です」という店員へのサインになるのです。
また、別の表現として「ナプキンを椅子の背もたれにかける」という方法もあります。
マナーとしては違反ではありませんが、あまりおすすめはしません。
同席者がいると、汚れのついたナプキンが視界に入ってしまい、不快にさせる場合があるためです。
わざわざ椅子の上に置くのは、同席者の視界に入れないための工夫なのです。