あなたの印象を上げるために今すぐできることがあります。
声のトーンを上げて話すようにしましょう。
トーンを上げて話すと、明るくて元気な印象を与えます。
人間が受ける印象を表した法則の1つに「メラビアンの法則」があります。
メラビアンの法則によると、コミュニケーションで相手に与える影響度は次の結果となっています。
声からの印象は38パーセントであり、全体のおよそ4割を占めています。
メラビアンの法則からもわかるように、声の印象は非常に重要です。
声のトーンを上げると「元気」「明るい」「爽やか」といったポジティブな印象を与えます。
大きく上げる必要はなく、ちょっと上げるだけでいいのです。
ほんの少し声のトーンを上げるだけで、印象がぐっと良くなって、雰囲気まで明るくなります。
トーンを上げて「ありがとうございます!」をお礼を言えば、相手は「感じが良い!」と思うでしょう。
トーンを上げて「おはようございます!」と挨拶をすれば、相手は「元気がいいね!」と思うでしょう。
トーンを上げて「なるほど!」「そうですね!」「すごいですね!」と相槌を打てば、面白いほど会話が弾むでしょう。
トーンを上げて「はい、わかりました!」と受け答えをすれば、相手は「やる気があるな!」と感じるでしょう。
お礼、挨拶、相槌、受け答えに限りません。
どんな会話のときでも、声のトーンを上げて話すようにしましょう。
声のトーンを上げて話すと、自然と会話の雰囲気も明るくなって盛り上がりやすくなります。
電話営業の仕事では、まずトーンを上げて話すことを叩き込まれます。
相手の顔が見えない分、声のトーンを上げることが大切なポイントとなるからです。
話す内容は同じであっても、普通のトーンより高いトーンで話すほうが成約率がアップします。
ユーモアや気の利いたセリフには知性や経験が必要ですが、声のトーンを上げるだけなら誰でも簡単にできます。
しかも今日から今すぐ取り組めます。
日頃からトーンを上げて話すことで、あなたの印象が良くなるのは間違いありません。
明るい話をしていなくても、会話が明るくなります。
「あの人はいつも元気で明るい! とても爽やか!」と周りから良い評判が得られるでしょう。
声のトーンを上げると、あなたの印象も評価も上がるのです。