才能開花には、環境や基盤といった土台にはしっかりお金をかけることです。
才能に対してどのようなところにお金をかけないといけないかというと、しっかりした環境を作るためにお金をかけるのです。
恵まれた環境というしっかりした土台がないと、次へ進もうにもぐらぐら足元がぐらついて不安定になります。
土台となるところにこそ、まずしっかり足元を固めておくことが必要なのです。
逆に使わないところには極力お金を節約し、本当に望んでいることに対しては、その環境をしっかり整えることです。
たとえば料理の勉強をするときには、キッチンは必須です。
キッチンこそ、まず料理をするためには必要であり、これがなくては始まりません。
本を読んだところで、キッチンに立って料理を作ってみないことには、机上の空論になってしまい実践には結びつきません。
必要最低限の料理道具と食材を揃え、勉強と実践につぎ込むのです。
料理に関しては、キッチンと食材こそが土台になるのです。
しかし、一方で、安い家賃のアパートに住み、お金を節約することです。
インテリアコーディネーターや、デザイナーになるわけでもなく、寝るだけの部屋なら狭くても安くても関係はないはずです。
本当に夢に近づける道にだけどんとお金をつぎ込み、一方でどうでも良いところにはとことん節約し、質素になることです。
これが才能に対する一番正しいお金の使い方というものです。
私は本を書くために必要なノートパソコンと本、ホームページを作るためのサーバーやCGIの費用には、たらふくお金をかけます。
これらが私にとってやりたいことをやるための基盤であり、削ることができない部分です。
なければ何も始められず、足止めをくらいます。
できないと、この上ない不幸を感じてしまい、極端に言えば何のために生きているのか目標を失い、精神的におかしくなります。
その代わり恵まれてさえいれば、常に伸び伸びとやりたいことをやることができ、アクセルを思いきり踏めます。
部屋が安くて狭くても関係はありません。
携帯電話もほとんど使わないので電話代も節約できています。
私は普段からあまりテレビを見ません。
テレビを見ることが私のやりたいことではないため、見る時間があれば自分のやりたいことに時間を回しています。
時間とお金は、本当に大切なことに対して使うことがポイントなのです。