「出会って終わり」
そんな状況になっていませんか。
出会うだけ出会っておきながら、その後のお礼がない。
相手から連絡をされることはあっても、自分からは連絡しない。
その場かぎりの出会いです。
もちろん旅先での一期一会もあるでしょう。
旅行中は、一期一会の連続です。
お互い生活拠点が違うため、出会ってそのまま関係を続けるわけにもいきません。
出会って終わりになるのも当然です。
しかし、普段から「出会って終わり」という状況が多いなら要注意です。
自分から連絡を取らないのは、縁を切っているのと同じだからです。
出会って終わりを繰り返していると、ご縁を発展させることができません。
「出会いはあるのにどうして長く続かないのだろう」と悩むことになる。
自然と人付き合いが途切れる考え方や行動をするようになります。
どれだけ素晴らしいご縁に恵まれても、無駄になります。
自然消滅するのも当然です。
「出会って終わり」という習慣があるかぎり、人付き合いが続かないのです。
「出会って終わり」という自分を終わりにしてください。
「出会って終わり」は悪い癖です。
悪い癖はきちんと直しましょう。
「出会って終わり」ではなく「出会った後が大切」と考えることです。
関係を長く続けるには、アフターケアです。
出会った後は、お礼の連絡を入れましょう。
一言でいいので、出会いに感謝するお礼を伝えます。
「今日は貴重なお時間を割いていただきありがとうございました」という一言だけでも喜ばれます。
一言のお礼くらいなら、さほど時間もかからないはずです。
不快な出会いであっても、お礼は必要です。
貴重な時間を割いて会ってくれたのは事実ですから、きちんとお礼を伝えるのが大人の対応です。
また会いたい人とは、また会う約束をしてみましょう。
相手から誘ってくれるのを待つのではなく、自分から誘ってみます。
自分からアクションを起こすから関係が続きます。
何度も会って話していくうちに、初対面ではわからなかった人物像が見えてきます。
コミュニケーションを重ねていくにつれて、仲が深まってご縁が発展していきます。
もっと親しくなりたいなら、一緒に遊びに出かけてみるのも得策です。
ビジネスのように、利害があって続ける関係ではなく、仲良くしたいから続ける関係が理想的です。
出会ったすべての人と関係を続ける必要はなく、気の合った人だけ連絡を取り合えばOKです。
素の自分を見せ合えるようになれば、特別な関係に発展するのも時間の問題です。