「自分の好みの人物像がわからない」
「好みの人物像がわからないから、誰と出会っていいかもわからない」
そんな悩みを持つ人がいます。
好みの人物像がわかっていれば、見当をつけて出会いに行けますが、わからないこともあるでしょう。
出会いを求めているものの、好みの人物像がわからないと、なかなか出会いのアクションを起こしにくいものです。
鋭い人がいいのか、天然の人がいいのか。
おっとりした人がいいのか、きびきびした人がいいのか。
引っ張ってくれる人がいいのか、引っ張れる人がいいのか。
交友関係の広い友人が「出会いに協力するよ」と誘ってくれても、好みの人物像がはっきりしないとためらってしまいます。
好みの人物像がわからないと、出会いが遠回りになってしまいます。
しかし、出会いを恐れないでください。
出会いを恐れてじっとしていると、いつまで経っても好みの人物像がわからないままです。
大切なことは「とにかく出会ってみる」ということです。
好みの人物像がわからなくていいのです。
「好みの人物像がわからない」という人こそ、どんどん出会っていきましょう。
出会ってみないことには、好みの人物像もわかりません。
多くの人と出会っていくと、相性の良しあしをたくさん経験できます。
出会いの経験を通して「自分はこういう人が好み。こういう人は苦手」と身をもって学んでいけます。
「相手を通して自分を知ることができる」ということです。
トライ&エラーを繰り返すことです。
トライ&エラーは、早くサイクルを回したほうが早く好みがわかります。
自分の好き嫌いがわかれば、出会いの勘が働くようになり、良質の出会いを実現しやすくなるのです。
「いいな」と思った人が、好みの人物像です。
最初からわかるのではなく、出会ってからわかります。
「自分の好みがわからない」という人こそ、たくさん出会っていくべきです。
実りのない出会いも増えますが、まったく問題ありません。
別に悪いことをしているわけではありません。
相性の悪い人と出会ったとしても失敗したわけではありません。
くよくよしたり自分を責めたり後悔したりする必要もありません。
実りのない出会いがあってもいいのです。
相性の合わない人と出会っても「これはこれでいい出会いだった」と感謝しましょう。
「自分にはこういう人は合わない」ということを再認識できます。
会って話すだけで終わりになるかもしれませんが、楽しい時間を過ごせたなら有意義です。
すべての出会いに感謝することで、自信を持って胸を張れます。
次の出会いにも向かっていけます。
出会わなければ、何も始まりません。
出会うからこそ、何かが始まります。
新しい人との関わりだけではありません。
新しい自分を知ることだったり、新しい体験の入り口だったりします。
新しいことを受け入れることで、価値観や考え方が豊かになっていき、ますます人生を生きやすくなります。