不幸に直面したとき、一瞬でポジティブに変える方法があります。
それは「グッド」をつけて呼ぶことです。
不幸は、ネガティブな見方をしているにすぎません。
どんな不幸も、見方を変えれば、ポジティブといえます。
「そんなばかな」と思いますが、嘘のような本当の話です。
不幸に直面しているときは、気持ちが落ち込んでいるため、視野も狭くなりがちです。
視野が狭くなると、マイナス面ばかり見てしまい、どんどん悲観的になってしまいます。
グッドをつけることは、狭くなった視野を広げる力があります。
視野が広がることで、見えていなかったことが見えるようになり、前向きな考え方ができるようになります。
たとえば、仕事で失敗をしてしまったとします。
それを単に「失敗」と呼ぶのではなく「グッドな失敗」と呼んでみましょう。
プラス面に注目することができるようになり、狭くなっていた視野が広がります。
「まだ小さな失敗で済んでよかった」
「失敗したおかげで自分の弱点がわかった」
「新しい話のネタができた」
建設的な考え方ができるようになって、暗く感じていた失敗の印象が明るく変わるはずです。
交際相手から別れを告げられたとしましょう。
それを単に「失恋」と呼ぶのではなく「グッドな失恋」と呼んでみましょう。
「失恋したおかげで、自由が手に入る」
「フリーになったから、新しい恋愛をするチャンスもある」
「これからは失恋について堂々と語れるようになる」
一瞬で視野が広がって、ネガティブな見方からポジティブな見方に変わります。
グッドをつけたおかげで、建設的な考え方ができるようになるでしょう。
グッドをつける応用例は、まだまだたくさんあります。
あらゆる不幸にグッドをつけてみてください。
「グッドな間違い」
「グッドな病気」
「グッドな喧嘩」
「グッドな中退」
「グッドな解雇」
「グッドな離婚」
グッドとは思えない現実かもしれませんが、1つの側面でしか見ていないので、そう感じるだけです。
つらい現実かもしれませんが、悲観したところで仕方ありません。
何事もプラス面に着目することが大切です。
少し強引でもかまわないので、グッドをつけて、前向きな見方をしましょう。
「グッド」をつけるだけで、あらゆる不幸がポジティブに変わるのです。