精神的な疲労を抱えていませんか。
いわゆる、心労です。
仕事の心労、人間関係の心労、子育ての心労。
誰でも1つや2つの心労があるもの。
リーダーならではの心労もあれば、親ならではの心労もあるでしょう。
心労がゼロの人はいないといっても過言ではありません。
心労が絶えない毎日に四苦八苦している人も多いのではないでしょうか。
心労は、放ったままで自然と解決することはありません。
心労は、心の中で暴れ回る悪魔です。
減らす努力をしないと、減りません。
ほうっておけば、そのまま心労が続くか、もっと大きくなるかです。
心労は、精神的なストレスに直結します。
「このくらい大丈夫」と思っていても、いつの間にか大きく積み重なります。
心労をそのままにしていると、美容にも健康にもよくありません。
顔がやつれたり、肌が荒れたり、白髪や抜け毛が増えたりして、踏んだり蹴ったりです。
心労が重なり続けて一線を越えると、心の病を引き起こしたり体調不良を招いたりすることがあります。
心の中の事情であっても、その異変は心身に影響を及ぼします。
小さな心労も、積み重なり続ければ、命の危険につながるケースもあるのです。
ここで大切なことがあります。
心労を「仕方ない」で終わらせないこと。
心労があるなら、放置せず、きちんと減らす努力をしましょう。
仕方ない状況があったとしても、せめて心労を小さくする手段ならあるはずです。
自分と向き合うことになるため、苦しい作業になるかもしれませんが、悪循環から抜け出すためのには必要です。
たとえば、こじれた人間関係が心労になっているなら、きちんと関係改善に努めます。
喧嘩をしているなら、仲直りをします。
誤解されているなら、きちんと解きます。
将来の不安があってもやもやしているなら、今できることをしておきます。
不安が小さくなるだけでも、ストレスは小さくなります。
心労は、もやもやしていますが、もやもやしているなりに解決できるはずです。
健康上の心労があるなら、病院に行くなり治療するなりすることです。
病院に行くのを嫌がっていても心労は減りません。
自然と治る場合もありますが、放置した結果、手遅れになることもあります。
きちんと病院に行き、必要な検査や治療を受けることです。
医者に診てもらうだけでも、いくぶん心労が減るでしょう。
自分の心労を紙に書き出して、どうすれば解決できるか考えてみてください。
解決方法が見つかれば、できるだけ早く取り組みましょう。
心労がなくなれば、それだけ心も軽くなります。
心は軽いに越したことはありません。
心労をゼロにすることはできなくても、減らすことならできるはずです。
本来の元気が出るようになり、笑顔になれるのです。