友人が困っているときがあります。
疲れて元気がないだけかと思いきや、どうも少し様子が違います。
何か問題を抱えているようで、表情は曇っていて、困っている様子です。
ため息が聞こえてきて、ストレスを抱えている。
普段から仲良く接していると、いつもと様子が違うと、すぐわかります。
そんなとき、あなたはどんな対応をするかです。
「別に私には関係ない」
「自分のことは自分で何とかしてほしい」
「ほうっておけば、何とかなるでしょう」
見て見ぬふりをしようとする人もいるでしょう。
友人とはいえ、結局のところ他人です。
家族でもなければ、血がつながっているわけでもありません。
別に助ける義務はなく、無視しようと放置しようと勝手です。
自分には関係ないこととして、無視や放置をする人もいるかもしれません。
「余計なことに関わると、面倒な仕事が増える」と考え、見て見ぬふりをする人もいるかもしれません。
しかしこういう場面こそ、あなたの心が試される大事な瞬間です。
その人のことを本当に「友人」と思っているなら、こういうときこそあなたの出番です。
自分にできる範囲でかまわないので、助けの手を差し伸べましょう。
勇気を持って助けることです。
少し大変かもしれませんが、本当に大切な人のためなら、一肌脱ぐのも悪くありません。
1人でできないことも、2人で協力すれば、可能になるでしょう。
物理的・経済的な援助が難しいなら、悩み事を聞くだけでもかまいません。
話を聞くだけでも、精神的な援助になり、相手を助けたことになります。
ストレスが解消され、心が軽くなるからです。
友人が困っているときは、チャンスでもある。
見方を変えると、チャンスでもあります。
あなたが友人を助けることで、友人は笑顔で喜んでくれるでしょう。
困っているときほど、助けてくれる人がありがたく感じます。
「この人は違う」「この人は特別だ」と感じてもらえるでしょう。
友人の中で、あなたの存在が格上げされます。
「友人」から「親友」に昇格できるかもしれません。
もちろん下心を持って助けるのではなく、あくまで純粋な気持ちが大切です。
心から相手のためを思うなら、行動に踏み切るべきです。
親友とは、自然とできるものではありません。
積極的な働きかけによってできるものです。
いつでもどこでも簡単にできるものではなく、努力と配慮が必要です。
誠意と真心を持って助けるからこそ、純粋な心が相手に伝わり、感動してもらえます。
いつかあなたが困ることがあれば、その友人が助けてくれるようになるはずです。
友人が困っているとき、あなたの人間性が試されます。
友人が困っているときこそ、あなたの出番なのです。