浪費癖や借金癖を直すなら、見栄を張りたい気持ちに要注意です。
もちろん身だしなみやエチケットを考えることは大切です。
相手に不快感を与えないよう、身だしなみを整えたりエチケットを守ったりするのは必要なこと。
ビジネスでもプライベートでも、相手に不快感を与えないための配慮は欠かせません。
スムーズな社会生活を送るうえで、身だしなみやエチケットを考えることは大切なマナーです。
社会人として大切なことであり、なるべく意識しておくのが正解です。
しかし、見栄を張るのはよくありません。
見栄を張るとは、人によく思われようと、必要以上にうわべを取り繕うことをいいます。
浪費癖や借金癖のある人には、見栄を張っている人が多く見られます。
気前のいいところを見せようとして、食事をおごりたがろうとします。
高級ブランドで身を包み、ハイセンスな自分を演出しようとします。
周りから羨ましがられたいため、生活水準を上げようとします。
お金に困っていても、お金に余裕があるふりをしようとします。
少しでもかっこいい自分を演出したいため、無理をして体裁をつくろうとします。
つまり、懐事情より、体裁や世間体を優先させてしまう状態です。
お金は、見栄を張れば張るほど、なくなっていくようになっています。
実際以上に自分をよく見せようとすると、必要以上にお金を使うことになります。
見栄を張ると「お金がない」という一言が言えなくなります。
お金がなくても、お金があるふりをしなければいけなくなり、自分で自分の首を絞めることになります。
見栄を張っているかぎり、浪費癖も借金癖も直らないのです。
見栄を張る自分に心当たりがあるなら、今から生まれ変わってください。
見栄を張るのはやめることです。
恥をかくことを受け入れましょう。
かっこ悪く思われてもいい。
少しくらい評価や印象が悪くなってもいい。
見栄を張らなくなると、余計なお金を使う必要がなくなります。
変に思われたとしても、自分らしい生き方なら、それでいい。
身だしなみも、相手に不快感を与えない程度整っていれば十分です。
気が乗らない誘いがあっても、あっさり断ればいいこと。
無理に誘ってくるなら「予算が足りない」「経済的に厳しい」と説明すれば済むこと。
金銭感覚が養われ、正しく節約ができるようになります。
見栄を張るのをやめて、自然体を意識しましょう。
心が自由になり、自分らしく生きられるようになります。
自分の印象や評価が少し下がることもあるかもしれませんが、自然体で生きることのほうが大切です。
あくまで自分の人生ですから、自分らしく生きるのが正解です。