借金癖を直すための第一歩。
それは「自覚」です。
借金癖は、癖の1つです。
癖は、体に染みついている偏った動作です。
一般的に癖は、体に染みついているため、無自覚のことが多い。
無意識に行う傾向があるため、自分でも気づいていないことがあります。
ところが自分では普通のつもりでも、客観的に見ると不自然であり、周りに違和感を与えていることがあります。
癖は、自分で気づきにくく、人に言われて初めて気づくことが多い。
借金癖を直す対策があっても、本人に自覚がなければ、改善の努力をすることもありません。
無自覚のまま、借金癖を直すのは困難です。
むしろどんどん借金癖がエスカレートする可能性があります。
そのため、借金癖を直すなら、自覚することから始まります。
一般的な癖は、マイナスに働くとは限らず、プラスに働くこともありますが、借金癖の場合は要注意です。
借金癖は、あらゆる癖の中でも最悪レベルです。
借金癖は「お金」に直結した問題です。
お金は、私たちの生活に欠かせないもの。
お金の問題がこじれると、生活も人生もこじれます。
巨額の借金を背負ってからでは、手遅れというケースもあります。
借金癖がマイナスに働くことはあっても、プラスに働くことはありません。
そのため、借金癖を放置するのはよくありません。
自分の生活を振り返ってみましょう。
次の点に心当たりはありませんか。
こうした点に当てはまるなら、借金癖に該当する可能性があります。
借金癖を認めることは、自分の弱さを認めることになるため、拒否感や抵抗感を覚える人もいるでしょう。
特にプライドの高い人は、頑固な気持ちがあって難しいかもしれません。
不快になったりプライドが傷ついたりするかもしれませんが、だからとはいえ、ほうっておくわけにはいきません。
「絶対認めたくない」と思うなら、ますます認めたほうがいい証拠です。
真面目に生きたいなら、新しく生まれ変わるつもりで認めてください。
すでに借金癖で悪影響が出ているかもしれませんが、今きちんと自覚して、本気で対処すれば、まだ間に合います。
きちんと借金癖を直したいなら、恥を覚悟の上、自分の借金癖を認めましょう。
借金癖の改善は、自覚することから始まるのです。