アイデアは、まず量です。
最初はとにかく量を意識して、どんどん出していきましょう。
出して、出して、出しまくる。
小さなアイデア、大きなアイデア。
陳腐なアイデア、ユニークなアイデア。
くだらないアイデア、素晴らしいアイデア。
アイデアの良しあしは気にせず、とにかく量を意識して出していきましょう。
量を意識してアイデアを出そうとするとき、ふとある心配をする人もいるかもしれません。
「アイデアを出しすぎて怒られないだろうか」です。
アイデアがたくさんあると、確認するほうも手間暇がかかるでしょう。
アイデアをたくさん出すにつれて、質の低いアイデアも増えるはずです。
無駄がたくさんあると怒られるように、アイデアもたくさんあると、先方から怒られそうな不安が出てくるかもしれません。
不安があると、たくさん出すことにためらいが生じます。
しかし、その心配は取り越し苦労に終わるでしょう。
アイデア発想において、量は正義です。
量と質は比例します。
量を意識してアイデアを出していくからこそ、優れたアイデアも出やすくなります。
陳腐なことでもくだらないことでもいいので、量を意識してアイデアを出していけば、まぐれで当たることがあります。
むしろアイデアを出せば出すほど、怒られるどころか、褒められるでしょう。
「こんなにたくさん考えたのですか!」
「素晴らしい発想力ですね!」
「すごいですね。頑張りましたね!」
量は、情熱と努力を注いだことの証し。
少なくとも「頑張って考えた」という気持ちは相手に伝わります。
感心されるくらい、たくさんのアイデアを出そうではありませんか。
大量のアイデアを出せば、情熱と努力を認められ、褒めてくれるでしょう。
アイデア発想に、遠慮は不要です。
「こんなくだらないアイデアを出していいのかな」と迷ったら、出しましょう。
自分は「ばかばかしい」と感じても、相手は「素晴らしい」と評価してくれるかもしれません。
たとえいいアイデアがなくても、アイデアに全力を尽くした姿勢は認められ、評価につながります。
アイデア発想において、量は正義。
アイデアは、とにかく出せるだけ出しましょう。
世の中に、くだらないアイデアは1つもありません。
アイデアを出しすぎて、怒られることはないのです。