執筆者:水口貴博

アイデア力を鍛える30の方法

25

常識は、守るものではなく、破るもの。アイデア発想では、非常識こそ武器になる。

常識は、守るものではなく、破るもの。アイデア発想では、非常識こそ武器になる。 | アイデア力を鍛える30の方法

私たちが生きていくうえで、常識は欠かせません。

常識とは、一般の人が共通して持っている知識や考え方のことをいいます。

常識があるからこそ、態度や言葉遣いがスマートで、節度を保った行動ができます。

常識は、ないよりあったほうがいいのは事実。

社会をうまく渡り歩くために常識は役立ち、欠かせないものです。

常識を身につけた人は、社会人として多くの人から認められるでしょう。

社会人らしい人や大人っぽい人は、必ず常識を身につけています。

常識を守っていくことで、円滑な社会生活を送っていくことができるのは間違いありません。

しかし、アイデア発想となると、話は変わります。

アイデア発想の場合、常識は、守るものではありません。

破るものです。

アイデア発想において、常識は邪魔にしかなりません。

常識があると、枠やルールにとらわれた発想になってしまい、自由なアイデアが出にくくなります。

社会の場合、常識は武器になりますが、アイデア発想の場合、非常識が武器になります。

どんどん非常識に考えていくことで、ユニークが生まれ、アイデア発想が有利になるのです。

どんどん常識を破っていきましょう。

常識は、しょせん偏見にすぎません。

常識にとらわれていては、いいアイデアは浮かびません。

常識なんて、蹴散らしてしまいましょう。

頭の中にある枠やルールをすべて取り払い、自由奔放な状態にします。

丸くするのが常識なら、四角や三角で考えてみましょう。

1つにするのが常識なら、2つや3つで考えてみましょう。

「右へならえ」が常識なら「左へならえ」で考えましょう。

低くするのが常識なら高くして、高くするのが常識なら低くしてみます。

小さくするのが常識なら大きくして、大きくするのが常識なら小さくしてみます。

アイデア発想の世界では、常識なんてありません。

周りから「不自然」「おかしい」「現実を見ろ」と非難されても、無視してかまいません。

「そういうものだ」と思い込むのではなく「それでいいのか」と疑問を持って考えることが大切です。

どんどん常識を破っていくことで、ユニークなアイデアがたくさん思いつくようになります。

まず「常識は守るもの」という常識から破っていきましょう。

常識は、守るものではなく、破るもの。

アイデア発想では、非常識こそ武器になるのです。

アイデア力を鍛える方法(25)
  • アイデア発想の場合、常識は、守るのではなく、どんどん破っていく。
感動する機会を増やすことで、アイデアのパワーが強くなる。

アイデア力を鍛える30の方法

  1. 力を入れると、アイデアが出ない。
    力を抜くと、アイデアが出る。
  2. アイデア発想の3大悪。
    見栄、体裁、プライド。
  3. 「いいね」は、アイデア発想を促す魔法の言葉。
  4. アイデア発想で大切なのは、敵対意識より仲間意識。
  5. 掃除をすれば、アイデアが出る。
  6. 人の目は2つしかなくても、視点は無限にある。
  7. アイデアは、詳細に表現すればいいとは限らない。
    受け手の想像に任せることで、最終的な表現が完成する。
  8. 学歴がなくても、いいアイデアを出せる。
  9. 最低最悪のアイデアから始めるほうが、うまくいく。
  10. 素晴らしいアイデアが出たから、大きな夢を持つのではない。
    大きな夢を持つから、素晴らしいアイデアが出る。
  11. 売れるアイデアを出そうとすると、売れないアイデアしか出ない。
    売れないアイデアを出そうとすると、売れるアイデアが出る。
  12. 元気なときしか出ないアイデアがある。
    落ち込んでいるときしか出ないアイデアもある。
  13. みんなのために考えると、抽象的なアイデアしか出ない。
    1人のために考えると、具体的なアイデアが出る。
  14. アイデアが出てから仕事をするのではない。
    仕事をしながらアイデアを考える。
  15. 3分で思いついたアイデアもあっていい。
  16. アイデアにも、一期一会がある。
  17. アイデアは、出せば出すほど、潤沢になる。
  18. 秀逸なアイデアに限って、変な場所で浮かぶもの。
  19. 小さなアイデアほど、大きな影響力を秘めている。
  20. 秀逸なアイデアが思いつくのは、野球のホームランのようなもの。
  21. 固い頭では、アイデアは出ない。
    柔らかい頭だから、アイデアが出る。
  22. アイデアは、いつでもどこでも思いつける。
  23. アイデアの質は、人によって評価が異なる。
    アイデアの量は、人に関係なく評価される。
  24. プロジェクト名をつけると、名前のとおりに頭が働き始める。
  25. 常識は、守るものではなく、破るもの。
    アイデア発想では、非常識こそ武器になる。
  26. 感動する機会を増やすことで、アイデアのパワーが強くなる。
  27. 他人の価値観で考えていると、アイデアが出ない。
    自分の価値観で考えると、アイデアが出る。
  28. 忙しいことを言い訳にしない。
    移動時間こそ、アイデアを考える絶好のチャンス。
  29. 「アイデアが出なかったらどうしよう」と考えない。
    「アイデアが出たらどうしよう」と考えよう。
  30. 不採用の理由に、アイデアのヒントが隠れている。

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