私たちが生きていくうえで、常識は欠かせません。
常識とは、一般の人が共通して持っている知識や考え方のことをいいます。
常識があるからこそ、態度や言葉遣いがスマートで、節度を保った行動ができます。
常識は、ないよりあったほうがいいのは事実。
社会をうまく渡り歩くために常識は役立ち、欠かせないものです。
常識を身につけた人は、社会人として多くの人から認められるでしょう。
社会人らしい人や大人っぽい人は、必ず常識を身につけています。
常識を守っていくことで、円滑な社会生活を送っていくことができるのは間違いありません。
しかし、アイデア発想となると、話は変わります。
アイデア発想の場合、常識は、守るものではありません。
破るものです。
アイデア発想において、常識は邪魔にしかなりません。
常識があると、枠やルールにとらわれた発想になってしまい、自由なアイデアが出にくくなります。
社会の場合、常識は武器になりますが、アイデア発想の場合、非常識が武器になります。
どんどん非常識に考えていくことで、ユニークが生まれ、アイデア発想が有利になるのです。
どんどん常識を破っていきましょう。
常識は、しょせん偏見にすぎません。
常識にとらわれていては、いいアイデアは浮かびません。
常識なんて、蹴散らしてしまいましょう。
頭の中にある枠やルールをすべて取り払い、自由奔放な状態にします。
丸くするのが常識なら、四角や三角で考えてみましょう。
1つにするのが常識なら、2つや3つで考えてみましょう。
「右へならえ」が常識なら「左へならえ」で考えましょう。
低くするのが常識なら高くして、高くするのが常識なら低くしてみます。
小さくするのが常識なら大きくして、大きくするのが常識なら小さくしてみます。
アイデア発想の世界では、常識なんてありません。
周りから「不自然」「おかしい」「現実を見ろ」と非難されても、無視してかまいません。
「そういうものだ」と思い込むのではなく「それでいいのか」と疑問を持って考えることが大切です。
どんどん常識を破っていくことで、ユニークなアイデアがたくさん思いつくようになります。
まず「常識は守るもの」という常識から破っていきましょう。
常識は、守るものではなく、破るもの。
アイデア発想では、非常識こそ武器になるのです。