考えすぎる性格を直す第一歩とは何か。
それは、考えすぎる性格を認めることから始まります。
「自分は考えすぎる性格ではない」と思っているかぎり、性格を直す行動に着手できません。
考えすぎる性格を認めるから、性格を直すための行動に着手できます。
当たり前のことですが、意外と曖昧にしている場合が多く存在します。
たとえば、頑固な人です。
頑固な人は、自分の短所や弱点と向き合うことになるため、素直に認めたくない心理が働きます。
意地を張って「自分は考えすぎる性格ではない」と反抗的に考えることも少なくありません。
うすうす自分では考えすぎる性格があることに気づいていても、頭が固いので、かたくなに認めようとしないのです。
優柔不断な人も要注意です。
優柔不断な人には、価値観や考え方に不明確なところがあります。
「自分は考えすぎる性格なのかな」と中途半端な状態で考えていることが多い。
ぐずぐずしていてはっきり自分の考えを持っていないため、無自覚で陥っている場合もあります。
そのため、考えすぎる性格があることを認めることが大切です。
「自分には考えすぎる性格がある。何とかしたい!」
まずここから始めましょう。
認めることは怖くありません。
現実を無視して認めないことのほうが、はるかに怖いことです。
認めた瞬間、直したいモチベーションも向上します。
考えすぎる性格が悪いとは限りません。
努力しなくても、最初から強い思考力が備わっているため、生かし方によっては強力な武器になるでしょう。
考えすぎる性格であることを認めることが、考えすぎる性格を直す第一歩です。