同棲するなら、前もって親に報告が必要です。
親に黙って同棲するのはよくありません。
もちろん一定の年齢に達していれば、親に報告せず同棲できる場合もありますが、一言でも報告しておくのが礼儀です。
親に「同棲を始める」と言えば、驚いた表情を見せるでしょう。
反対される可能性があるとしても、きちんと親に事情を説明して、納得を得ることが必要です。
同棲を報告するときの表現に注意があります。
ストレートに「彼氏(彼女)と同棲をしたい」と言えば、親はけげんな表情をすることがあります。
親の中には、同棲にネガティブな印象を持つ人が少なくありません。
「ふしだら」
「だらしない」
「中途半端」
「遊び半分」
「おままごと」
「同棲」という表現は間違っていませんが、誤解や悪印象をもたらす可能性があります。
ネガティブな先入観があって、反射的に同棲を認めたくない気持ちが出てくることがあるのです。
特に高齢の親ほど、古い考えがあって、同棲にもネガティブな印象を持つ傾向があります。
そのため親に同棲の報告をするなら「同棲」という言葉を使わないほうがスムーズです。
代わりの表現としておすすめなのが「一緒に暮らす」です。
「将来のことを考えて、彼氏(彼女)と一緒に暮らしたい」
意味は同棲と同じですが、表現が変わることでネガティブな印象が和らぎます。
「一緒に暮らす」という表現を使えば、穏便に話を聞いてもらいやすくなります。
親からの同意を得られやすくなるはずです。