同棲と半同棲は、似ていますが違います。
どちらもカップルが一緒に暮らすのは同じですが、細かな部分に違いがあります。
同棲と半同棲には、次の5つの違いがあります。
同棲は、毎日一緒に暮らすことになります。
喧嘩をしても嫌になっても、あくまで共同生活。
不仲になっても、破局で同棲解消にでもならないかぎり、ずっと一緒に暮らさなければなりません。
半同棲は、ときどき一緒に暮らします。
寝泊まりしたいときに泊まり、嫌になれば自分の本来の住所に戻れます。
あくまで生活拠点は変わらないため、体調が悪いときや試験勉強に集中したいときに、自宅に戻れます。
同棲は「期限付き」「結婚前提」が一般的です。
同棲には覚悟と責任が伴うため、中途半端な気持ちではいけません。
常に誠実な対応が求められます。
半同棲では「期限付き」「結婚前提」は任意です。
期限付きや結婚前提で始めることもできますが、もともと気軽に始めた生活です。
条件はあっても、2人の覚悟や責任が弱いと、約束どおりに守られるとは限りません。
同棲はご両親への挨拶が必要です。
男女が一緒に暮らすのは、親にしてみれば、わが子を他人に預けることになります。
そのため、きちんと手土産を持参のうえ、挨拶に行く必要があります。
半同棲は、正式な同棲ではないため、ご両親への挨拶は任意です。
もちろん挨拶をしたい人は、することもできます。
同棲は、生活拠点を移動させて住所が1つになるため、一部の例外を除き、住民票が必要です。
半同棲は、生活拠点を移動させるわけではないため、住所は別々のままになります。
住民票の移動も不要です。
同棲は、始めにくくやめにくいのが特徴です。
ご両親への挨拶や引っ越しが必要です。
期限付きや結婚前提などの条件も欠かせません。
その点、半同棲は気楽です。
気軽に始めやすく、嫌になれば、すぐやめることができます。
破局になったとき、部屋からの撤退も容易です。