執筆者:水口貴博

半同棲で心がける30のマナーと注意点

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お泊まり・半同棲・同棲の違い。

お泊まり・半同棲・同棲の違い。 | 半同棲で心がける30のマナーと注意点

お泊まり、半同棲、同棲。

どれも一緒に寝泊まりする点では同じですが、厳密な意味は異なります。

ここでは、それぞれの違いについて見ていきます。

まず前提として、それぞれ定められた基準があるわけではありません。

そもそも半同棲という言葉は、辞書に載っていない言葉です。

ただし、それぞれの特徴に応じたある程度の区分けなら可能です。

正式に定められているわけではありませんが、社会的に以下のような基準で区別されています。

お泊まり

お泊まりは、ときどき泊まりに行く関係です。

頻度は、月に数回程度。

タイミングも不定期です。

連泊も「まれにある」という程度です。

泊まりに行くときは、衣類や歯ブラシセットなどのお泊まりセットを持ち込んで、帰りの際は持ち帰ります。

宿泊が1回ごとに完結している状態です。

役割分担はないのが一般的です。

基本的に生活費の折半はありませんが、相手の負担を考え、任意で食費程度を出すことはあります。

半同棲

半同棲に明確な基準はありませんが、以下の3つの条件に当てはまると、半同棲の可能性が高いと言えるでしょう。

  1. 泊まる頻度が週に3日以上
  1. 泊まりに行くタイミングが定期的
  1. お泊まりセットがパートナーの部屋にある

なかでも「泊まる頻度が、週に3日以上」の条件は重要なポイントです。

半同棲の場合、生活拠点は変わらないため住民票の移動は不要ですが、一部の生活費は折半することがあります。

衣類や歯ブラシなどのお泊まりセットだけでなく、完全な私物も一部持ち込むことがあります。

ルールや役割分担も不明確です。

決めている役割より、決めていない役割のほうが目立ちます。

同棲

同棲は、住所を1つにして、完全に生活を共にしている状態です。

「泊まりに行く」という関係ではなく「完全に毎日一緒に暮らす」という関係です。

衣類だけでなく、家具や電化製品など、生活に必要なものはすべて引っ越し先に持ち込みます。

ワンルームに2人で住むこともありますが、基本的に自分の個室を持ちます。

生活費の折半は基本です。

きちんと役割分担を決め、お互いが責任を持って取り組みます。

基本的に住民票の移動も必要ですが「同棲期間が1年未満」といった例外がある場合は、その限りではありません。

半同棲で心がけるマナーと注意点(4)
  • お泊まり・半同棲・同棲の違いを理解する。
半同棲の5つのメリット。

半同棲で心がける30のマナーと注意点

  1. 半同棲とは何か。
  2. 同棲に抵抗があるなら、半同棲から始めるのも悪くない。
  3. 同棲と半同棲の5つの違い。
  4. お泊まり・半同棲・同棲の違い。
  5. 半同棲の5つのメリット。
  6. 半同棲の7つのデメリット。
  7. 半同棲は、賃貸契約違反に要注意。
  8. 同棲生活と夫婦生活は似ている。
    同棲生活と半同棲生活は違いが大きい。
  9. 半同棲では「期限付き」と「結婚前提」の条件は必要なのか。
  10. 価値観や生活習慣が違っても、安易に否定しない。
  11. 半同棲は、プライバシーの侵害が起こりやすい。
  12. 半同棲でも、所有物の扱い方を曖昧にしない。
  13. 半同棲の部屋のストレスを減らす、5つの工夫。
  14. 半同棲でも、家事の分担は必要。
  15. 半同棲の主導権は、原則として部屋の契約者にある。
  16. お金に関するルールだけは、きちんと決めておくこと。
  17. 半同棲の生活費を折半するときの基本的な考え方。
  18. 私物の持ち込みが限度を超えると、トラブルに発展するのは時間の問題。
  19. 気遣いと思いやりのある半同棲は、未来が明るい。
  20. 半同棲でも、恥じらいは必要。
  21. 共同生活において、我慢と諦めは、ネガティブよりポジティブに働く。
  22. 家事や節約を、頑張りすぎないこと。
  23. 半同棲の公表は、なるべく控えるのが賢明。
  24. 以心伝心にも限界がある。
    何から何まで「言わなくてもわかる」で済ませない。
  25. 原則として、半同棲では自宅に友人を招かないのが無難。
  26. 風邪を引いたとき、どうするか。
  27. 半同棲が相手の親にばれたとき、どうするか。
  28. 喧嘩をしたら、すぐ解消するより、まず冷却期間。
  29. 半同棲を解消するときの3つのポイント。
  30. 半同棲の中途半端を正すには、正式な同棲をするのが近道。

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