好意は、一度にどっさり与える必要はありません。
一度にどっさりだと与えるほうも受け取るほうも、大変になります。
ケーキは一切れずつ食べるからおいしいのであって、一度に全部まるごと食べようとすると、たいてい食べきれません。
初めは甘かったケーキも途中からまずくなり、気分を悪くして残してしまいます。
おいしいからとはいえ「一度に全部」というのでは、逆に不快感を呼んでしまいます。
好意の場合も、また同じです。
ケーキのように甘い好意は「少しずつ」を心がけることです。
決して一度にどっさり与えるのではなく、ちびちびのほうがおいしく長持ちします。
むしろ大きな好意は相手にストレスを与えてしまいかねません。
お世話をされるほど、それだけお返しをしなければならない気持ちになり、相手の気を使わせてしまいます。
最高の自分を見せようとして、好意を一気に大きく表現しても、大きすぎて大変なのです。
好意の伝え方は少しずつ。
これを心がけましょう。