私は以前、読者からの悩みに答えていた時期がありました。
好きな人への告白は、友人に手伝ってもらうと、楽になります。
「私もアドバイスを直接できればいいのではないか」と思っていました。
初めは親身に答えていたわけですが、いつも似たようなパターンになるため、やめるようになりました。
たとえば、次のようなことがありました。
ある日、ある一人の女性から悩み相談がやってきました。
「好きな人がいます。先日、こんな出来事がありました。付き合いたいのですがどうすればいいですか」
彼女のために、私はアドバイスをしました。
「そういうときには、こうすればいいのではないですか」
悪気はなく、正直に思ったことを答えていました。
すると、ここから、お決まりのパターンになります。
すぐ返事があり「彼にこう言われました。どうすればいいですか」とあります。
私がまた、アドバイスをします。
すると、また彼女からの返事です。
「今度は彼にこう言われました。どうすればいいですか」
不自然なやりとりに気づきませんか。
彼女は私に頼ってばかりで、彼女は成長もしていないのです。
アドバイスを受け入れていた私にも、問題があると気づきました。
「相手のためを思ってしていたことが、実は相手をダメにさせていた」ということです。
それに気づいてから、私は悩みに答えるサービスをやめることにしました。
自分のためでもあり、相手のためでもあるのです。
私はサイトで、数多くのコツを紹介できます。
すべてをうのみにするのではなく、参考にしていただきたいのです。
最後に決断して行動するのは、自分です。
自分の人生は、自分の力で切り開くようにしていきましょう。