魅力を磨くために、口にしてはならないことがあります。
愚痴・悪口・噂です。
これらを口にしたとたん、あなたの魅力は下がってしまいます。
友人が口にしていることに、つられて言ってもいけません。
それでは愚痴・悪口・噂に賛成をしてしまったことになります。
日頃から、自分の言葉には気をつけておく必要があります。
愚痴がどうしていけないのかというと、自分だけが不快と感じるだけでなく、他人にまでばらまいてしまう品のない行為だからです。
何も悪いことをしていないほかの人に嫌な気持ちをぶつけては、迷惑になります。
もちろんそんな愚痴ばかりを吐くあなたによい印象を持つなんてこともありません。
悪口も同じです。
他人の悪口を言って、見えないところで笑っている行為がどれだけ卑しいことか。
他人の評価を下げることでしか自分の評価を確認できないような人間にはならないことです。
人の嫌がるような言葉を口にしては、あなたが嫌われものになります。
見落としがちなのが、噂です。
噂は、誰かを直接傷つけることはありません。
しかし、広めてほしくない話題だから、噂という呼び名が付いています。
「誰かが失恋したらしい」
「付き合っているらしい」
「あの人は~らしい」
こうした「~らしい」のつく言葉は、すべて立派な噂となります。
噂をすることは、風邪の菌を周りの人たちにばらまいている行為にあたります。
学校や会社で風邪を引いているのに、無理をしてきている人がいます。
無理をしていることで自分の根性を見てもらいたいのでしょうか。
しかし、周りにいる人たちにしてみれば風邪の菌をばらまかれて自分にも移ってしまうのではないのかと迷惑しています。
風邪の菌を広めている人を見て、誰がよい印象を持つでしょうか。
広めるくらいなら、休んで治してもらいたいと思います。
噂をすることも同じです。
噂は、こうした迷惑な菌を周りの人にばらまいてしまう迷惑な存在となってしまうのです。
話をする本人も嫌われ、話をされた人も知ってしまうことで悪い菌を移されます。
まったくもって、よいことなしです。
「人の不幸は、蜜の味」という言葉がありますが、甘い蜜の味は不幸から感じるのではなく、自分の成長から感じることです。
人の不幸から蜜の味を感じてしまっては、自分の魅力を落としてしまうだけです。