やりたくない仕事は、つい後回しにしがちです。
嫌なものは嫌。
「後回しにすると、ストレスが小さくなるのではないか」
「放置しておけば、やらなくて済むのではないか」
ささいな期待を抱きながら、やりたくない仕事は後回しにしがちです。
もちろん体調が悪かったりタイミングが悪かったりなど、どうしても都合の悪い場合は仕方ありません。
忙しいときなら、余裕があるときに後回しにしたほうがいいこともあります。
しかし、一部の例外は除き、基本的に仕事を後回しにするのは好ましくありません。
後回しにしている間「いつかやらなければいけない」という気がかりを感じ続けることになります。
大きなストレスではないものの、ちくちくした小さな違和感・不快感が積み重なり続けると、精神的苦痛も大きくなる。
後になればなるほど緊張感を高め、心のストレスになります。
仕事を後回しにするにつれて、余計な緊張を招いてしまいます。
緊張は、適度ならプラスに働きますが、過度になるとマイナスに働きます。
仕事のパフォーマンスを上げるどころか下げてしまいます。
仕事を後回しにする癖は、過度の緊張を招く原因になります。
悪影響は、仕事の品質にも及びます。
後回しにすればするほど、納期までの時間に余裕がなくなり、丁寧に仕事を仕上げにくくなります。
ミスや失敗を招きやすくなり、品質を落とす要因になります。
後回しにすると、ど忘れをする可能性も高くなることも見逃せません。
やりたくない仕事から逃げても、追いかけてくるだけ。
やりたくない仕事は、早めに着手しましょう。
早めに仕事を終えることができれば、ストレスから解放されるのも早くなります。
やりたくない仕事でも早めに着手すれば、適度な緊張感を生かすことができるため、よい結果をもたらします。
体調やタイミングが悪いといった場合は仕方ありませんが、早めの着手が賢明です。