緊張は、私たちの生活と切っても切れない関係です。
緊張するときといえば、どんな場面を想像するでしょうか。
スピーチ・プレゼン・面接・試合・試験。
告白やデートも、緊張する場面の1つになるでしょう。
人前や大舞台をイメージする人が多いのではないでしょうか。
たしかに人前や大舞台も緊張する代表的な場面ですが、ここに盲点があります。
「大きな緊張」だけでなく「小さな緊張」にも目を向けてください。
小さな緊張も含めて振り返ると、私たちの生活はところどころに緊張が存在します。
こうした瞬間、私たちは少し緊張します。
ひどく動揺しているわけではありませんが、心臓の鼓動が少しだけ早くなる。
まったく緊張がない1日は、ほとんど存在しないでしょう。
引きこもりでもないかぎり、生活のどこかで緊張を感じています。
もし完全に緊張を避けようとすると、どうなるでしょうか。
行動範囲が大幅に制限されます。
つまり、むやみに緊張を避けようとすると、生活の質の低下を招くことになるのです。
緊張は、むやみに避けるものではありません。
上手に付き合っていくものです。
緊張には苦痛や不快感が伴いますが、悪いことではありません。
多少の苦痛や不快感は、一時的に能力や精神力を高める効果もあります。
緊張から逃げることは、人生から逃げることになります。
生活の質を向上させるためにも、緊張を受け入れましょう。
そして、少しでも緊張に強くなりましょう。
メンタルを鍛えて緊張に強くなっておけば、人生の質の向上につながります。