震えを止める方法として「力みと脱力の繰り返し」があります。
方法は単純です。
全身に思いきり力を入れた後、脱力を繰り返すだけでOKです。
まず全身に力を入れましょう。
人の筋肉は400種類以上あります。
もちろんすべての筋肉に力を入れるのは困難ですが、そういうイメージで力を入れます。
手足は、ぎゅっと強く握り拳を作る。
肩は、耳に近づけるように力を入れる。
目元・口元・首元にも力を入れる。
腕・太もも・腹筋にも力を入れます。
全身の力を入れ続けた状態を5秒間ほど維持した後、一気に全身の力を抜きます。
力を抜くときは、止めていた息を大きく吐きます。
これを数回繰り返すだけです。
体はほとんど動かしていないにもかかわらず、筋トレの直後に似た解放感があるでしょう。
意図的に緊張とリラックスを作り出すことで、交感神経と副交感神経を交互に刺激できます。
自律神経のバランスを整えることができ、結果として過度の緊張がほぐれるのです。
この方法は、体の震えを止めるのにも有効です。
ただし、この方法は少し目立つ行為なので、人目のあるところは避けたほうがいいでしょう。