人前で緊張しているときは、大きな声を出しにくい。
弱気になっていると、声も震え始めます。
声が震え始めると、余計に声が出にくくなる悪循環になります。
声の震えが、体の震えにも波及していくのです。
緊張で声が震えるときこそ、大きな声を出しましょう。
震える声が余計に目立つ気がしますが、誤解です。
声を出せば覇気が出て、気合が入ります。
気持ちが引き締まると、弱気が吹き飛び、強気になれます。
また大きな声を出そうとすると、喉の筋肉に力が入り、大きく動かすことになります。
喉の筋肉を大きく動かすことで、スムーズに声が出やすくなる。
結果として、声の震えも止まります。
大きな声で発表すれば、自信・余裕・説得力を表現しやすくなるメリットもあります。
声の震えが止まったから、大きな声を出せるようになるのではありません。
大きな声を出すから、声の震えが止まるのです。
大きな声は、人前で発表するときの基本です。
大声で叫ぶ必要はありませんが、普段より大きな声は意識したい。
目安としては、普段の1.2倍から1.5倍です。
大きく口を開けて、はきはき話すようにしましょう。
少し意識するだけで、周りに与える印象はまったく変わります。
マイクがあって大きな声は必要ない状況だとしても、自信・余裕・説得力を表現するために役立ちます。
もし大きな声を出すのに慣れていないなら、練習段階から大きな声を意識しましょう。
練習段階から大きな声を出すことに慣れておけば、本番でもスムーズに発声できます。