確実に1つ言えることがあります。
「どんなに緊張しても死ぬことはない」ということです。
緊張のしすぎで、頭痛やめまいを引き起こすかもしれません。
気分が悪くなって、下痢や吐き気を催すこともあるかもしれません。
取り乱して泣いてしまうこともあるでしょう。
もっと緊張がひどくなると、気絶する可能性もあるでしょう。
しかし、どんなに緊張しても死ぬことはありません。
たとえパニック障害で発作を起こしても、死ぬことはありません。
緊張しすぎて気絶しても、呼吸には影響を受けないため、命だけは助かります。
少々取り乱しますが、いずれ時間が解決します。
死ぬことはないのですから、難しく考えすぎる必要もありません。
世の中には、本当に今にも死にそうな状況で苦しんでいる人がいます。
たとえば、致命的な大けがや、治らない病気です。
生きたくても生きられなくて、悔し涙を流している人がいます。
今この瞬間にも、どこかの病院の一室で、残りわずかな余命にどうすることもできず、途方に暮れている人がいます。
緊張くらいで騒いでいると、本当に死にそうで苦しんでいる人に失礼です。
失言しても失笑されても大丈夫。
赤面しても頭が真っ白になっても大丈夫。
大げさに考えている自分が恥ずかしく感じるでしょう。
死ぬことはないのですから安心してください。
「何とかなるだろう」と思うくらいでちょうどいいのです。