本番が近づいてきた。
人前で話さなければいけない。
何かリラックスを促すよい方法はないだろうか。
そんなとき、緊張対策になるいい言葉があります。
本番に向かうとき、笑いながら周りの人にこう言いましょう。
「緊張して変だったら笑ってね」と。
ますます緊張を促しそうに思えますが、誤解です。
逆に心が軽くなります。
そして、楽しい気持ちが湧き出てきます。
「緊張して変だったら笑ってね」と言えば、笑われることへの準備ができます。
「笑ってもよい」と自分から許可しているので、笑われることへの恐怖が小さくなる。
もし本当に笑われたとしても「笑ってくれてありがとう」と、前向きに楽しめるようになります。
特に大切なのは「笑いながら言う」という点です。
自分をひょうきんに表現している感じになるので、明るい雰囲気が出ます。
結果として、緊張もほぐれるのです。
「笑われないようにしよう」と考えると、かえってプレッシャーになるだけです。
「笑われてもいい」と考えるほうが、はるかに気が楽です。
笑われることを恐れるより、笑われることを楽しんでしまいましょう。
「緊張して変だったら笑ってね」と笑いながら言える人は、緊張しないのです。