たくさんの失敗が、しっかりした大人へと叩き上げます。
恋愛における失敗で学んだことは、恋に限らず、すべての人間関係において共通する大切な知恵です。
たとえば「自分のことばかり考えず、相手のことも考えて行動する」という言葉は、よく耳にする言葉ですよね。
人間関係で、大切なことだとわかっていても、なかなか実行できません。
つい、自分本位で考えがちになってしまうものです。
しかし、恋愛中は、好きな人のために一生懸命になってしまいます。
ですから、いつの間にか「自分のことばかり考えず、相手のことも考えて行動する」を実行したくなります。
すると、日常の人間関係より恋愛関係のほうが、深く感じることができるのです。
恋愛をする前よりした後のほうが、人間関係の技能がアップしています。
恥ずかしい話ですが、以前の私は「ありがとう」と言わない人間でした。
「ありがとう」が大切な言葉であることは知っていたのですが、なかなかそれがうまく実行できませんでした。
単に恥ずかしいとか面倒と感じていたからです。
しかし、恋愛を経験するようになって、嬉しい気持ちにしてもらったとき、お礼として「ありがとう」と言いたくなってきました。
「ありがとう」と言い始めると、やはり以前より恋愛がうまく進むようになります。
「これは人間関係で一番大切な言葉だな」と感じました。
それからというもの、私は「ありがとう」と言うのが癖になりました。
恋愛のように好きな人の前だと、たくさんのことを考える分、たくさん感じることができ、たくさん学べるのです。
恋愛をすることで、人間関係をいつもより深く学べるのです。