締め切りのない仕事を頼まれることがあります。
たとえば、上司から「急ぎではない。時間があるときにしてよい」と頼まれる仕事です。
締め切りがなければ「時間が空いたときにしよう」と思うでしょう。
もちろんそれでもいいのですが、注意したいこともあります。
「いつでもよい」と言われた仕事は、いつでもできるからこそ、油断しがちです。
気持ちもたるみがちになり、なかなか着手しません。
そうこうしているうちに、仕事そのものを忘れる。
しばらくして上司から「あの仕事はどうなったか」と聞かれ、はっとするのがおちなのです。
締め切りのない仕事でも、締め切りを作っておきましょう。
自分の都合でかまわないので「この日までに仕上げよう」と締め切りを作ります。
締め切りを守れなかったときのペナルティーは、あってもなくても自由です。
「今日の夜ごはんは抜き」というペナルティーなら、ダイエットにもなります。
締め切りのない仕事は、仮でかまわないので、個人的な締め切りを作ることです。
適度なタイムプレッシャーがやる気を高め、仕事の効率が上がります。
締め切りがあるからこそ、締め切り日までの逆算ができるようになります。
スケジュール管理もしやすくなり、計画性が生まれるのです。