立って仕事をすると、仕事が速くなる効果があります。
デスクワークでは、座ってするのが世間の常識です。
たしかに事務作業や文筆活動など、机の上でする仕事は、椅子に座っているほうが、じっくり仕事に取り組めるでしょう。
しかしその常識が、かえって仕事のスピードを遅くさせる原因になっていることがあります。
そういうとき、立って仕事をしてみましょう。
行儀が悪く落ち着きのない様子に見えますが、仕事を活性化させる点では、一定の効果が確認されている方法です。
立ったまま仕事をすると、筋肉に力を入れなければいけません。
その結果、身も心も引き締まり、仕事が速くなる場合があります。
本屋で立ち読みしたとき、座って読むより、はかどった経験はありませんか。
立っていることが、脳の回転に影響して、読書のスピードを上げてくれているのです。
もちろん職場では周りの目があるため、立ったまま仕事をするのは難しいかもしれません。
立ったまま仕事ができる場面は限られますが、できるだけ活用の場を考えてみてください。
たとえば、会議です。
立ったまま会議をすれば、今までより話し合いが活発になるはずです。
軽微な業務報告会も悪くないでしょう。
お互いに立ったまま報告し合えば、緊張感が持て、報告内容もしっかり頭に入ってくるでしょう。
自宅で読書するときは、椅子に座るより立ったまま読むほうが、はかどる可能性があります。
立ったまま仕事をするスタイルを取り入れ、仕事の効率化を図りましょう。