集中できる時間には、個人差があります。
人が集中できる限界は90分前後とされていますが、あくまで一般論です。
30分間しか集中力が続かない人もいれば、1時間は集中力が続く人もいるでしょう。
集中力は、個人差が大きな力の1つです。
もっと集中力を身につけたいと考える人も多いのではないでしょうか。
こういうとき「いかに集中力を長くするか」を考えがちです。
もちろん集中力を鍛える方法もありますが、時間がかかる上、うまくいくとも限りません。
実は、もっとシンプルに集中力を上げる方法があります。
1回あたりの集中時間を長くするのではなく、集中の回数を増やせばいいのです。
30分間しか集中できないなら、30分間の集中を2回します。
30分間集中してから休憩を入れれば、再び30分間は集中できます。
結果として、1時間集中ができた計算になります。
4回繰り返せば、2時間という計算です。
時間が許すかぎり繰り返せば、長時間の集中も可能になるのです。
準備も訓練も必要ない方法ですから、今日からでも実行できます。
まったく無害なので、幼い子どもにも有効です。
仕事や勉強の効率を少しでも高める工夫として取り入れましょう。