就職活動に失敗する人は、学生らしく振る舞います。
学生だから、学生らしく振る舞うのが当然だと思っています。
学生気分が抜けないままなので、就職活動のさまざまな場面で、油断の連続です。
「少しくらい間違っても、学生だから許してもらえるだろう」
甘い考えがあるため、就職活動で社会人と接したとき、生ぬるい印象を与えます。
たとえば、OB・OG訪問では、約束の時間に遅刻する。
先輩にため口を使ってしまう。
面接では、礼儀作法が不十分になる。
若者言葉を使ってしまい、面接官を不快にさせてしまう。
相手は「本当に仕事をしたいと思っているのだろうか」と疑問を抱くのです。
一方、就職活動に成功する人は、学生でも社会人らしく振る舞います。
就職活動をするということは、社会人と同じ土俵に立つということ。
身分は学生であっても、就職活動を始めれば、社会人らしい振る舞いが必要であると自覚しています。
社会人と接するときは、社会人さながらのビジネスマナー。
若者言葉を使わず、礼儀作法にのっとった言動を意識します。
社会人以上に、社会人らしい対応を心がけると言っても過言ではありません。
そういうところが、社会人の心を動かします。
「若い割に、丁寧な対応だ」
「学生にもかかわらず、社会人のようだ」
社員を驚かせることができ、評価を上げやすいのです。