「面接に失敗してしまった」
そう思った面接は「不採用」という結果が自分でもわかるほどです。
緊張して態度が不自然になったり、うまく話せなかったりなどがあれば、悔しい気持ちになるでしょう。
自分でも「面接に失敗した。さすがにダメだろう」と思うのです。
しかし、まだ正式な結果が出たわけではありません。
何か、改善の手だてはないのでしょうか。
実はあるのです。
ポイントは、面接を受けた日のメールです。
面接が終われば、お礼を伝えるのが常識ですが、必ず面接を受けた当日にお礼を伝えるようにします。
そのお礼の中に、再挑戦に関する内容を含めるのです。
手紙でもいいのではないかと思いますが、手紙は到着に時間がかかるため、適切ではありません。
この場合のお礼にかぎっては、スピードを重視したいため、メールが鉄則です。
本日、面接をさせていただきました○○大学○○学部○○と申します。
貴重なお時間を割いて面接をさせていただき、ありがとうございました。
本日の面接は第1志望ということもあり、特に緊張しておりました。
お見苦しい態度が目立ったり、思うように発言できなかったりした点もございますが、御社への志望意欲は誰にも負けません。
何卒もう一度、面接の機会をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
御社のウェブサイトなどを拝見して、魅力や強みなど、感想を送らせていただきました。
よろしければ、ご覧になっていただければ幸いです。
本日はお忙しい中、誠にありがとうございました。
感想まで送るのが、ポイントです。
企業の魅力や強みなどの感想を伝えれば、採用担当者は褒められたような気分になるため、応募者の印象が改善するでしょう。
もちろん迅速なお礼のメールも評価が上がるはずです。
必ず改善できるわけではありませんが、何もせずにじっとしているよりは、前向きな対応です。
「もう一度、面接の機会をいただきたい」というお願いも、丁寧なお礼に免じて、受け入れてもらいやすくなるのです。