会社案内の資料請求は、ウェブサイト・はがき・電話などで申し込むのが一般的です。
請求すると、企業の採用担当者が応募者の自宅に郵送してくれるでしょう。
もちろん普通はこれで十分です。
十分ですが、自宅から企業が近く、時間や体力にも余裕があれば、別のアプローチを検討してみてはいかがでしょうか。
わざわざ企業まで資料を取りに行くのです。
次の2つのうち、どちらに好印象を抱くでしょうか。
やはり直接取りに行こうとする人のほうが、インパクトが強いのではないでしょうか。
わざわざ取りに行こうとする様子から、本気で企業を志望する気持ちが伝わってきます。
同時に、強い行動力を相手に印象づけられるでしょう。
直接取りに行くメリットは、それだけではありません。
資料を取りに行ったとき、社内を少し見ることができたり、社員と直接会ったりできるメリットがあります。
資料をもらうとき、社員に顔も覚えてもらえ、面識を作る効果もあります。
こうした複数のメリットによって、選考に好影響を及ぼす可能性があるのです。
ただしこれは、自宅から企業が近い場合に限った方法です。
時間や交通費がかかるデメリットもあります。
メリットとデメリットを比較したうえで、余裕があれば、検討してもいい方法でしょう。
当然ですが、資料を取りに行くときは、企業に訪問しますから、スーツが基本です。
失礼がないよう、礼儀作法を重んじた行動が必要です。